初の犬かき特訓
冗談のような暑さでしたね、昨日の関東地方は・・・・・・
職場では電力消費量が設定制限を超えそうになる事態が多発し、只でさえ28℃設定に
しているエアコンを30分おきに止めさせられていました。
――― さて、昨日からのつづき。
真熊にとっては三度目の伊豆ツアー。
俺が局長を務める 「とある組織」 の面々と南伊豆の 「多々戸浜」 へ行ってきた日のお話。
夜通し一人で運転していた俺は、疲れ果ててテントの中で真熊と眠り続けていたのだが、
他の運転レス腑抜けメンバーは、ちゃっかり8時頃から泳いでいたらしい。

10時過ぎにようやく目を覚まし、活動を開始する俺。
すでに太陽はカンカン照り。
浜辺も人でごった返していた。
季節感を考えず、全身に黒い毛皮をまとって参加してしまった真熊は、被毛の表面温度が
えらい熱くなっていた。

慌てて波打ち際で海水による冷却化を実施する。
首に巻く 「ネッククーラー」 も装備してきたのだが、この暑さでは焼け石に水のようだ。
しかし、今年の俺はある目的をもって伊豆へやって来たのだった。
そのためには、こんな暑さはむしろ 「おあつらえ向き」 である。
さて、その目的とは―――

そう、真熊に泳ぎ、すなわち 「犬かき」 を教えることだ。
犬としてこの世に生を受けておきながら、文字通りの犬かきすら出来ぬまま生涯を全うする
なんて愚の骨頂。
アライグマの千寿にすら泳ぎを教え込んだ俺が、真熊に対し、三度目のツアーにして初の
水泳レッスンを実施することに。

他のメンバーにも手伝ってもらいながら、まずは手足の動きを覚えさせる。
しかし・・・・・
手足が短いからか、どうにも推力が弱い。
下手するとすぐに沈んでしまう。
それでも辛抱強く、体を支えてあげながら水をかかせる。

公園での階段ダッシュのみならず、海に来てまでも体育会系の根性を貫く俺たち親子。
傍から見たら、黒い熊のラジコンでも動かそうとしているように映ったか。
とりあえず異色なことは間違いなし。

その後、手足の動きを大体マスターしたところで、手を離し少しずつ一人で泳がせてみる。
結果、1mくらいなら何とかギリギリ泳げるレベルまでは上達。
いくら体育会系とはいえ、今の真熊の体つきではここが限界かもしれない。

まぁ、よくやった。
今回の水練はここまでとしよう。
また来年も頑張ろうな。
そんな俺たち体育会系親子の様子を、浜辺から鋭い視線で見つめる男がいた―――

さっきまで坊主頭だったはずのイルカ肌の男だ。
いつの間にやらロン毛になっていた。
不思議な現象だ・・・・・
――― もう一回だけ続くよ!
海辺で暮らさない限りは泳ぎは必要ないのだが、それでも 「体育会系ポメラニアン」
として、半ば強制的に特訓させられる真熊に―――

「泳げるポメラニアン」 として犬界に
君臨する日を夢見て・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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| 真熊お出掛け | 02:14 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑
体育会系の父の特訓を受け、
ちょっとビビり気味のまぐちゃんが健気で可愛いのですが・・・
突然ロン毛になった浜辺の怪奇現象のインパクト強すぎて
朝からうなされています
| 黒ポメのママ | 2011/08/19 06:18 | URL |