あの女性に会いました ｜ 駒沢公園で会いましょう⑥

週の真ん中に、こんにちわ。

NGT48の事件の終息は一向に見えませんね。 知らない男にいきなり襲われて、その後も元気に振る舞える女の子なんているわけないですからね。 局長です。



――― さて、本日も 『駒沢公園で会いましょう』 レポートの続編を。




企画スタートから小一時間が過ぎた頃、俺のLINEが鳴った。

まるで何かを訴えるかのように、心なしかいつもよりも激しく鳴ったような気がする。
相手は “ブラザーＫ” だった。





バカげた内容である。

きっと駒沢公園のドッグランで、スタッフもおらず一人で奔走しているであろう俺をからかったものだろうと、完全にスルーした。



しかし、つづけざまにこんな画像が送られてきた。




小さいし粗いし、よく分かりづらいが、駒沢公園の歩道橋らしき場所で、ノースリーブ姿の女性の後ろ姿が写っていることだけは確認できた。





「これはまさか････」

ひとまず会話をしていた読者さんに 「ちょっと外します」 的なお断りをして、すぐさま真熊を抱きかかえたまま歩道橋に向かって走った。





すると、本当にいた。
実物の有村架純がそこにいた。





ブラザーＫによると、何かの撮影だったらしく、スタッフ陣が一気にセットを組んで、準備ができたところで有村架純が登場し、スチール撮影がスタート。

このタイミングで後方からこっそり撮影をして俺にLINEを送ったらしい。





そして15分程度で撮り終わると、有村架純はグラウンドコートを着せられて、マネージャーやスタッフに両脇をしっかり固められながら車へと移動。

駆け付けた俺は、このタイミングで実物の彼女を真正面から目撃したのだった。





そのままスタッフ陣による、素人が近づく隙など与えない鉄壁なディフェンスのまま、用意されていた車へ乗り込んでいく有村架純。

きっとこれは “運命” だ。





決して近所でもない駒沢公園で “会いましょう” 企画を催したタイミングで有村架純がやって来るなんて、これを “運命” と呼ばずになんと呼ぼう。

“偶然” なんて呼ぶ者がいるとしたら、俺が20年以上前に封印した “パキスタン・ラリアット” をお見舞いしてやりたい。





こうして、運命のイタズラに導かれた俺と有村架純は、氷のような冷たい顔をしたスタッフたちにより引き離され、代わりにコイツだけが残った････



そう、ブラザーＫ。




“別件バウアー” で狛江市に用事があったらしく、帰りに立ち寄ったとのこと。

歩道橋の向こう側エリアで催されていたフリーマーケットで、『ドラえもん』 のぬいぐるみとアルミ製の 「ゆたんぽ」 を購入したところで、有村架純を目撃したそうな。





普段はこの男に別段これといった思い入れはないのだが、このときばかりはキューピットのような姿に見えてしまった。

スッポンポンで背中に羽が生えていた。





そんなこんなで、“有村架純騒動” を含めて、企画スタートからまだ一時間半程度しか経過していないというのに、一気に燃え尽き症候群のような症状に陥ってしまった俺。



美しかった。




テレビで見る姿よりも、実物はさらに美しかった。
放っているオーラが違った。

職場で 「可愛い」 なんて言われている女子など、所詮は “平民レベル” だと思わずにはいられなかった。





その後のドッグランでの俺との会話が “心ここにあらず” みたいな雰囲気に感じた人もいたかもしれないが、こういった理由からだったのだ。

だから俺は悪くない。
悪いのは、俺のハートを鷲づかみにして去って行った有村架純♥






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真熊も有村架純を見れたから幸せな犬だ。



【今日の一言】

NGT48問題、運営側の対応が遅きに失した感が否めないですね。 あれは組織としてヒドイ。

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