寿喜の10周年
日産のゴーン会長が逮捕だなんて、日産車を愛用している身としては複雑な気持ちです。 以前、三菱車を愛用しているときはリコール隠し問題が発覚したけど。 局長です。
――― さて、昨日につづき、本日は我が家にとって重要な節目の二日目。

アライグマ “千寿” の命日である11月19日の翌日、つまり11月20日といえば、天然猫の寿喜が我が家にやって来た日である。

日付が偶然並んだわけではなく、リアルに10年前の2008年、千寿が突然逝ってしまったその翌日に、寿喜と出会ったのだ。
そりゃ、運命めいたものを感じずにはいられなかったはずだ、10年前の俺も。

昨日の記事では、千寿の未公開写真を多数アップしてみたが、本日は寿喜についても(恐らく)まだ公開していない写真を中心に、10年前のこの時期を振り返ってみよう。

当時の写真を紐解いてみると、あることに気付いた。
否(いな)、正確には “思い出した” というべきか。
実は、寿喜を保護した直後は、まだにいなとの仲は良かったのだ。

これらの写真は、寿喜が我が家にやって来た2008年11月20日の一ヶ月後くらいから、同年の終わりまでの半月というわずかな期間に撮ったものなのだが、二匹は常に一緒にいるのだ。

とくに寿喜から一方的ににいなを追い回しているわけでもなく、自然な形で一緒に。
そういえば、にいなは寿喜が我が家に来たそのときも、「フ~」とか「シャ~」とか威嚇することもなく、むしろ優しく受け入れていた。

普通なら、いきなり他の成猫がやって来たら、威嚇だの縄張り争いなどが勃発するというのに、驚くほど何事もなく、昔からの仲の如き自然な距離感だった。
ときに、お気付きだろうか。

まだ首輪をしていなかったことに。
そのせいか、なんとなく首が太く見える寿喜。

この頃は、まだ我が家に来たばかりで、且つ「よその飼い猫かもしれない」という疑惑もあり “迷い猫” として飼い主さんを探したりしていたので、いつでも手放せるよう首輪も用意せず、“情” をかけずにいたのだ。
そして保護から一ヶ月後、満を持して我が家の一員となった寿喜。

“奇跡の仲良しペア” になるかと思われていたにいなとのペアも、まさか数ヶ月後には “犬猿の仲” となり、にいなの “スプレー問題” が始まるなんて、この当時は夢にも思わなかった。

俺が思うに、にいな的には 「いいヤツそうだったから受け入れてやったけど、実際に暮らしてみたら超イヤなヤツだった」 みたいな心の移り変わりがあったのではなかろうか。

今でも寿喜にとって “憩いの場” となっているベランダも、最初はにいなに案内されるような形で、ドキドキしながら足を踏み入れていたのだ。

千寿の部屋からは、まだ残り香が漂っていたのかもしれない。
よく不思議そうに中を窺っていた。
にいなも、千寿の生前にはベランダ越しに恐る恐るコミュニケーションを取っていたが。

ほんの一ヶ月前までは自分もいたはずの “外の世界” を、何か複雑な思いを抱えながら眺めているのだろうか。

恐らくは元々は飼い猫だったが、何かの理由で捨てられて野良猫生活を送っていた寿喜。
それが、ひょんなことから再び飼い猫として雨風を浴びない家の中で生活することになり、いろいろと心の整理が追い付かなかったのだろう。

――― といった一連の出来事も、気が付けばもう10年も前のことになっていたなんて。
今では我が家にとって最重要メンバーのような存在に成り上がっている寿喜。
“11年目” も天然なままで、とにかく健康な毎日を送ってほしいものだ。
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寿喜と出会ってから10年も経っていたなんて。
【今日の一言】
三菱から日産にシフトTHEフューチャーしたけど、両方で不祥事に見舞われるという奇跡。

| 寿喜 | 05:36 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
コトちゃん記念日10周年おめでとうございます!( ´∀`)
皆の癒しな存在、私も癒してもらってます♪
コトちゃん、これからも元気でいろんな姿を見せてね( ^ω^ )
| もんちゃん | 2018/11/20 07:50 | URL | ≫ EDIT