ようやく今年の初キャンプ
サッカーW杯、日本代表が白星スタートですね。 相手が一人少ないのになかなか点が取れない状況にもどかしさを感じていましたが、「大迫半端ないって」。 局長です。
――― さて、少し前のことになるが、6月1日の金曜日のお話。

俺は真熊と共に富士山の麓にいた。
雲で隠れてしまっているが、俺の後方に見えるのは日本一の山、富士山なのだ。
裾野しか見えないのが残念。

そう、遅ればせながらようやく今年初のキャンプにやって来たのだ。
まだ梅雨入りしていなかったこの日、天候にも恵まれた中でテントなどのキャンプギアを車に押し込み、ここ富士山の麓まで車を走らせた。

今回のバトルフィールドは、「区画サイト」という車一台ごとにスペースが区切られているタイプではなく、「フリーエリア」という文字どおりどこに陣取ってもいいという “自由” なタイプのキャンプ場。

さらに、多くのオートキャンプ場が、ゴツゴツと石の転がった土のフィールドなのに対し、ここは真熊が半分隠れてしまうほどの草むら状態。
真熊も少し歩きづらそうなものの、気持ち良さそうだ。

しかし、何ゆえ俺は平日の金曜日なんぞに優雅にキャンプをしているのか。
実は俺の職場では「バースデー休暇」なる制度があるのだが、今年は誕生日当日が仕事の都合で休めなかったため、この日に取得したのだった。

さすがに平日だけあって、空いていた。
逆に平日のこんな時間に草むらで黄昏れている俺は、一体何をしているのかと自問自答してしまうほどだった。

真熊は久しぶりのお出掛けに、なんとも楽しそうだ。
でも、まさかこれからここでキャンプをするなどとは思ってもいないだろう。

暑すぎず、寒すぎない、湿度も低くて清々しいこの陽気に、いつまでも座りながら空を眺めていたかったのだが、時間は刻々と過ぎていってしまうので、重い腰を上げてテントの設営を開始する俺。

俺が作業に没頭し始めると、真熊は退屈してしまったのか、どこぞへ探索へ出掛けようとしていたが、車に跳ねられてしまいかねないので、そんなことは許すわけにいかない。
俺の近くに「待機」である。

昨年、最後にキャンプしたのは、たしか12月の冬キャンプ。
半年ぶりとなってしまったので、ちょっとばかりテント設営の要領を忘れかけていた俺。
手際が悪かった。

それでも次第に勘を取り戻していき、徐々にペースアップ。
あっという間に立ち上げて見せる。

富士山の麓は風が強いので、テントが吹き飛ばされるようなことのないよう、厳重にペグで固定していく。

しかし、山は天候が変わりやすい。
曇ったり晴れたりが実に目まぐるしい。
こうやって、急に神龍(シェンロン)でも現れそうな雲行きになったりもする。

ひょっとしたら、ひと雨降るんじゃないかという不安もよぎり、さらにペースアップする俺。
あとは、寝床となる「インナーテント」を張り上げれば完成だ。

そんなこんなで、ひとまずテントの設営は完了。
あとは、シュラフ(寝袋)などの生活用品の準備だ。
こうして、俺と真熊の今年の初キャンプが幕を開けたのだった。
つづく・・・・・
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【今日の一言】
冒頭の「大迫半端ないって」の意味が分からない人はGoogle先生に聞いてみてください。

ひょんなことから6度目の 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターやってます。
| 真熊のキャンプ | 05:42 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑
芝生でのキャンプ、いいですね◎
まぐちゃん、局長さんが準備している間も大人しく待ってるんですね。偉いなぁ!
キャンプレポ、続きも楽しみにしてます☆
| miwa | 2018/06/20 06:38 | URL |