プラハの旧市街地 | 局長、世界を歩く
「端午の節句に鎧兜」・・・・であれば、俺も本格的な甲冑が欲しいなと思っている局長です。
もしくはプラハ城で見た西洋の鎧とか。 本当に欲しいのは「アイアンマン」のスーツですが。
――― さて、結局GW中はこのレポートで押し通してしまおうと目論んでいる。

そう、俺の「ウルルン滞在記」的な旅レポートで。
連休とか週末などはアクセス数なども激減してしまうし。
ということで、“黄金の小路” を通り抜けたところで、プラハ城の見学コースは終了。

銃撃戦用の窪みだろうか、城壁の凹部から城下を見下ろしながら自撮りしていた俺。
すると、ある現実を突きつけられた。

ここでの記念撮影は、これが正しいフォームらしい。
ヨーロッパ人の旅行者、しかも金髪の白人ではない、どちらかというとラテン系のビジュアルをした元気の良さそうな女子たちが体現しながら遠回しに教えてくれた。

ということで、俺も実践。
危ない場所で自撮りして転落死するユーチューバーのようにならないよう、城壁の向こう側の状況も観察した上で、ちょっと腰が引けてるようにも見えるが同じように撮ってみた。

でも、いろいろなリスクを考慮すると、この体勢がもっとも無難なのではという結論に至った。
誰も傷つかない、同然俺も傷つかない、「今日も一日ご安全に」的なフォームである。
その後は少しずつ坂道を下っていくだけ。

ならだかな上り坂を歩いてここまで来たので、当然だが帰りは下り坂になる。
さようなら、見所たくさんのプラハ城。
そして再び「モルダウの流れ」、すなわちヴルタヴァ川に。

向こう側に見えるのは、「往路」で渡った “カレル橋” 。
「復路」は一つ隣の “マーネスーフ橋” を渡ってみた。
モルダウとカレル橋をバックに記念撮影。

実にいい構図じゃないか。
しかし、この一枚を撮るのには、かなりの苦労を要した。
道路の逆サイド、つまりマーネスーフ橋の逆側にある欄干の上にカメラをセッティングして “10秒勝負” のセルフシャッター撮影を試みたのだが・・・・

まぁ、人が通る通る。
「あっ写真撮ってるのかな?」的な気遣いなど一切ないヨーロピアーナたちが横切りまくる。

川と反対側を向いて動きを止めていれば、写真を撮っていることくらい分かるだろうに。
日本人は細やかなことに気が付く人種だということを、遠くチェコの地で改めて思い知った。

“モルダウ復路” を渡りきり、そのまま歩を進めると、「カプロヴァ通り」という道路につながるのだが、その先に何やら歴史的な建造物に間違いないものが見える。
そのまま突き進むと ―――

プラハ観光の中心地でもある “旧市街広場” に到着。
この日は日曜日ということもあり、人でごった返している。
ちなみに、先ほど見えた歴史的建造物は、高さ80メートルの「ティーン教会」。

こいつは石像かと思ってふいに近寄ったら、実は全身をシルバーに塗りたくったパフォーマーなのか大道芸人なのか、そういった人だった。
広場のシンボルである “旧市庁舎” 。

この裏面に「天文時計」があるのだが、仕掛け時計になっており、キリストの弟子12人が交互に窓から顔を出すらしい。
残念ながら時計が動く時間とタイミングが合わずに、そのシーンを見られなかった。

観光用の馬車も多かった。
日本で例えると、浅草の浅草寺前とかに人力車がいるようなものだろうか。

でも、馬車って馬を虐待しているようにしか感じない俺は、ちょっと複雑な思いだった。
とりあえず馬の労をねぎらった。
すると、馬も「疲れてんねん・・・・」といった目を向けてきた。

広場の盛り上がりを一通り眺めた後は、さらに奥へと進む。
相変わらず道路はアスファルトではなく石畳。
市場があるのだ、プラハ観光のガイドブックによると。

“ハヴェル市場” というらしい。
どこの国でも市場は活気があって楽しいものだ。
そういえば、日本人なのに築地市場に行ったことがないな、俺。

小さな個人商店ですらクレジットカードが使える “カード王国” であるチェコだが、この市場では一切使えないということなので、近くにあったATMで再びキャッシングして、いざ買い物に挑む。
チェコはイチゴの産地なのだろうか、とにかく多くのお店でイチゴが売られていた。

この山盛りパックで200円弱くらい。
俺も買いたかったのだが、一人でこの量はさすがに多いし、何より練乳を持参していなかったし、本当は砂糖と牛乳を掛けて潰さなきゃ食べられないので、今回は諦めた。

お土産のお約束、民芸品も数多く売られていた。
他には、木製の人形、糸で操るマリオネット、陶器のジョッキなどが多かった。

市場は道路に露店を設置しての営業なのだが、その道路沿いにもお店はたくさんある。
例のモグラのキャラクター 『クルテク』 を扱っているお店もあった。

熊本に行くと、そこらじゅうで 『くまモン』 グッズを売っているのと同じ感覚だろうか。
可愛い、可愛くないは別として、どうやらこれがチェコのシンボルっぽいので、俺も冷蔵庫に貼るようなマグネットの一品を購入してみた。

市場も十分に堪能したところで、再び旧市街広場に戻る。
これは、“聖ミクラーシュ教会” 。
1732年から1737年にかけて建てられたというので、日本でいうと 『暴れん坊将軍』 江戸幕府8代将軍、徳川吉宗の時代である。

でも、実際には徳川吉宗は暴れん坊ではなく、ましてや貧乏旗本の三男坊「徳田新之助」と名乗って市井に繰り出すようなこともない、質素倹約を旨とした名将軍である。
話が逸れたが、陽は高いのに実は時刻は18時を回っていた。

チェコの平均的な気候は、日本の一ヶ月前くらいなので、3月初旬くらいの陽気となる。
よって、この日も15℃前後の陽気なのだが、とにかく陽が長く、19:30を過ぎてもまだ明るいくらいなのがビックリ仰天だった。
性懲りもなくつづく・・・・
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【今日の一言】
最近、鯉のぼりを見なくなった気がする。 観光地の川とかでは見るけど、普通のやつが・・・・
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| | 2018/05/05 11:21 | |