ベランダ越しコミュニケーション
「森友学園」問題を安倍首相の汚職と糾弾しつづけてきたメディアが、何事もなかったかのように今回発覚した真実を伝えている姿に違和感しか覚えないです。 局長です。
――― さて、いつかの週末のお話。

天気が良かったのでベランダで布団を干していると、一緒に出てきては例によって手すりの上というデンジャラスな場所で日向ぼっこを始める寿喜。
向こう側には何もなく、バランスを崩そうものなら2階から真っ逆さまだ。

あまり野性味を感じさせない、むしろどん臭いタイプの猫なのに、なぜだか昔からこのスリリングな場所が好きなのだが、体内に脈々と流れるネコ科の血とDNAがそうさせるのだろうか。

すると、さらに危険が増す突端のほうへと移動。
「馬鹿は高いところが好き」という言葉を体現しているようで、なぜか俺のほうが恥ずかしい。
しかし、当の寿喜には別の目的があったらしい。

“隣のお婆ちゃん” である。
どうやらお婆ちゃんが出てくる気配を感じていたようだ。
そんな勘の良さがあったこと自体に俺は驚きを隠し得ないが。

大正15年生まれのお婆ちゃんクラスになると、猫と自由に会話ができるようなので、しばらくの間このベランダ越しのコミュニケーションをお互いに楽しんでいた。
とはいえ、気持ちが緩み過ぎてバランスを崩してしまっても怖いので、気を付けるように声を掛けてみるも ―――

逆ギレ。
お婆ちゃんとの時間に水を差されたようで不愉快なのだろうか。
しかし、今年92歳のご老体を寒空の中で長時間にわたって拘束するのも逆に危ない。

俺の思いが通じたのか、文句を言いつつも戻って来る寿喜。
実際には多少の緊張があるのだろうか。
よく見ると顔がいつもよりも引き締まって見えるじゃないか。

ソーラーパネルの如く全身で太陽光を浴びて、ビタミンDもチャージできたところで、あとは危険度ゼロの安全な場所で熟睡。
あまり俊敏な猫に見えないゆえに、あの場所に上られると俺が生きた心地がしないのだ。

そのままカメラを引いてみると、隣のかまくら型ベッドには真熊が。
明らかに退屈そうな顔をしているが、そういえば真熊も最近、お婆ちゃんと触れ合ってない。
暖かくなったら、庭越しに遊んでもらわなきゃな。
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お婆ちゃんとの会話を楽しんだ寿喜にクリックを。

「風に立つライオン」みたいなシルエット。
【今日の一言】
「森友問題」と大々的に報じてきたメディアは、とにかく “反安倍” だけが目的なんすかね。
| 寿喜 | 07:02 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑
おばあちゃん自分では飼えないけど…
癒されているようで、何よりです❤
| きむ | 2018/03/13 07:46 | URL |