甲斐の国へ
春の嵐とはよく言ったもので、一昨日から昨日の朝まで、えらく荒れた天候でしたね。
そうかと思えば、雨が上がった後は真夏日でしたし。 局長です。
――― さて、去る先週の月曜日、つまり4月10日のお話。

普通の平日であったこの日、愛車に乗り込んだ俺はいつものように仕事へ向かうのではなく、助手席に真熊を乗せておもむろに走り出していた。
状況がつかめずに、まったく覇気のない顔になっている真熊。

中央高速を疾走すること一時間半。
甲府南I.C.で降りる俺。
目の前には桜が広がる。

そう、桜を見るためだけに、遠く山梨県までやって来たのだ。
昨年は同じように桜を求めて京都まで赴くほど、きれいな桜のためなら時間と手間を惜しまない、桜が大好きな日本人の典型のような男である俺。

今回訪れたのは、「大法師公園」。
実は、三年前にも一人でお花見にやって来た場所である。
そのときの “穴場感” に惹かれて、また来たいと思っていたのだった。

前回来たときのことなど、間違いなく覚えていないであろう真熊。
それでも、たくさんの人がいることで、早くもテンションが上がり始めている。
この日、大法師公園を選んだ理由はもう一つある。

どこの街の「桜祭り」も、ほとんどが前日4月9日の日曜日で終わっているのだが、ここは週が明けたこの日もこうして出店が営業している。
実は、前回来たときも同じように、世の中の桜祭りが終わった翌日だったのだ。

人知れず桜を見るくらいの気持ちで来たら、想定外で遅ればせながらの桜祭りを楽しめたという嬉しい思い出を覚えていたので、今回もそのタイミングで訪れたのだった。
ということで、まずは腹ごしらえである。

挨拶代わりの「鶏のから揚げ」。
惜しむらくは、車で来ているためにビールが飲めないことだけ。
それでも、こうしてお祭りの雰囲気だけでも楽しめるのは嬉しい。

桜祭り、すなわち「お祭り」に参加するからには、真熊にもそういったフォーマルな装いで臨んでもらう必要がある。
そこで、背中に「祭」と書かれた半被を着せてきたのだが、このデザインは本来、お祭り用ではなく江戸の火消しが着るタイプなので、消防の出初式とかに着せていったほうがTPO的にはいいのだろう。

・・・・なんてことは一切関係なしに、甲斐の民に構ってもらう真熊。
山梨県民は総じて犬好きなのだろうか。
行き交う人のほとんどが真熊に興味を示してくれていた。

お腹も落ち着いたところで、いざ桜を目の角膜に焼き付けるべく、眺めのいい場所を求めて歩き始める俺と真熊。
そういえば、もうお気付きだろうか。

バリバリ平日であるこの日に、俺が優雅にお花見なんぞに興じている理由が。
社会人に与えられた正当な権利、「有給休暇」を行使しているのだ。
仕事を休んでいるのにお給料はもらえてしまう夢のような権利、それが有給休暇。

そんなことより、世界広しとはいえ、こんなに目の細いポメラニアンっているのだろうか。
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いやぁ、お花見っていいですよね。 桜って最高ですよね。
【今日の一言】
こないだまで「寒の戻り」とか言っていたのに、昨日はいきなりの夏日だなんて・・・・
| 真熊お出掛け | 05:15 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
桜満開ですね!
ベストタイミングではないですか!
平日に桜見なんて贅沢ですぅ(≧∇≦)
まぐちゃんもとても嬉しそうに笑ってます。
お出かけ大好き、人間大好きなまぐちゃん、
これは嬉しい😃ですね〜
まぐちゃん、新撰組も似合うけど、この祭りも
すごく似合ってて好きです!
風が強かったのかな?毛がなびいてますね。
だから、目があかないのかな、まぐちゃん!
| クッキー&ちゃちゃ | 2017/04/19 08:29 | URL |