志熊の新技
スライダーばりのコースで東北地方を襲った台風10号も温帯低気圧に変わったようですが、東北の皆さま、ご無事でしょうか。 お見舞い申し上げます。 局長です。
――― さて、日帰り伊豆ツアーのレポートはワンブレイクして、再びこちらのお話へ。

お盆休みに “千葉の両親宅” へ遊びに行ったものの、激しい二日酔いに苦しんでいた二日目。
どうにも治まらない頭痛と戦いながらも、夕方から「自宅ドッグラン in 房総」に真熊と “志熊” の親子を放牧していた。

冷え切った親子関係なのに、写真の撮りようによっては、まるで「仲良し親子」のように見えてしまう撮影マジック。
事実、この二日間の滞在で、2匹が絡んだことはただの一度もなかった。

止まない頭痛と気持ち悪さに耐えながら、必死にブログ用の写真を撮っていた俺だが、何かの間違えなのか、あり得ない写真が撮れてしまった。
志熊がドッグランの外にいるのだ。
外へ出したわけでもないし、扉も閉まっているというのに。

なんと、このわずかな扉の下の空間から這い出るという新しい技を習得してしまったらしい。
階段の上り下りすらできないというのに、こんな匍匐(ほふく)前進のような荒業をマスターしてしまうなんて、相変わらず俺の想像の斜め上をいく志熊。

ドッグランを勝手に後にした志熊は、至ってマイペースで玄関前にマーキング。
明らかに脱走慣れした顔だ。
余裕すら感じられる。

むしろ、その様子に驚いている俺の姿が不思議なようだ。
よく見ると、真熊よりも耳がデカイな、志熊。
口周りの白さも手伝って「のらくろ」みたいなビジュアルになっているじゃないか。

その後も、自分が脱走している意識など微塵も見せずに、当たり前のような雰囲気で玄関周りを探索する志熊。
実は俺の中では、脱走よりもトリミングでバランスが悪くなっているモフ毛のシルエットのほうが気になっていたのだが。

そういえば、親父が3年前に造っていた花壇が、いつのまにかその用途を変えられていた。
花ではなく、ピーマンが生っていた。
逆に、花壇を締め出された花たちは、プランターという小さな器に入れられていた。

完全に農家の如き自給自足スタイルじゃないか。
きっとそのうち、ニワトリなんかも飼い始めるんじゃないだろうか。
もしくは、ウナギの養殖なんかに手を出すかもしれない。

志熊がドッグランを抜け出した後も、真熊はとくに気にする様子もなく、相変わらず “芝生好き” を前面に表すようにくつろいでいた。
この志熊の “ドッグランすり抜け術” だが、“親父” も最近気づいたらしい。

畑仕事をするために志熊をドッグランで遊ばせておいたはずなのに、気がつくと自分の足元にいる・・・・なんて珍現象が多発して発覚したとのこと。
そりゃビックリしたことだろう。

ひとしきり玄関周りの探索を楽しませたところで、再び志熊をドッグランへ投下。
こんな片田舎の生活でも、自分なりに楽しみ方を見つけているらしい志熊。
根性は甘ったれているけど。
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どんくさいと思われていた志熊が、こんな技を習得するとは。

のんびりとした田舎で無邪気に育っている志熊。
【今日の一言】
この夏は本当に台風やゲリラ豪雨に踊らされっぱなしですね。 セミすらも殺す暑さが欲しい。

再び腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。 現在、夏キャンペーン中。
| 真熊の子供 | 02:30 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑
しぐまくん、じぃじの側に行きたいが為に
必死に出口を探したのかな(≧∇≦)
出られた時は、嬉しかっただろうなぁ〜
そのまま、どっか行っちゃうんではなくて、
じぃじの元に行くってのが可愛いですよ〜〜
真似してまぐちゃんも局長さんの元にって事は
なかったようですね。
しかし、ほんと広いラン。
羨ましいです(o^^o)
| クッキー&ちゃちゃ | 2016/08/31 08:22 | URL |