梅もぎ2016 [前編]
日本ハムが脅威の15連勝なんてしているのに、それでもゲーム差が全然縮まらない首位ソフトバンクの強さって、一体どうなってるんでしょう。 パ・リーグの話です。 局長です。
――― さて、少し前のことになるが、6月5日(日)のお話。

雨の日が多くなり始め、ちょうど梅雨入り宣言がされた頃だったと思うこの日、俺は真熊と共に「自宅ドッグラン」と称する我が家の庭にいた。
天気こそグズついていたが、かろうじて雨は降っていなかった。

真熊がたたずんでいるのは、ここ。
「大きな栗の来たの下で」ならぬ、大きな梅の木の下である。
春を迎えて緑が生い茂っているが、その梅の木には ―――

大きな実が生っていた。
凶作と豊作の差が激しいのだが、我が家の梅の木には毎年それなりの梅の実が生るのだ。
それを収穫しては、毎年「梅酒」を漬けているのだ。

今年の梅は、どうやらこの時期が収穫のベストタイミングらしい。
毎年のことだが、この見極めが実に難しい。
ピークを過ぎれば落ちてしまうし、早すぎると美味しくないし。

今年は、その絶好のタイミングがこの日に訪れていたのだと思う。
しかも、どうやら今年は豊作らしい。
数え切れないほどの梅の実が目視で確認できた。

ということで、2016年の “梅もぎ” を実施することに。
ちなみにこの日は、脚立の向こう側にある家に “同級生タカコ” が遊びに来ているという奇跡も重なったので、こうした俺の作業風景はすべてタカコに撮影してもらうことができた。

寿喜は、“例の箱” の中で「夢うつつ」のような状態だった。
俺がこれからどれほどの肉体労働を強いられるかなど、微塵も予想できていない様子だ。

蚊などの害虫対策として、長袖に着替えた俺は、いざ梅をもぎ始める。
まずは、手の届く範囲での収穫作業である。
公称186㎝、実寸172㎝の俺がそのまま届くくらいの高さにも、梅の実がたくさんだった。

真熊は、俺が何をしているかも理解していないらしく、横の道路を通り過ぎる人や犬にばかり気を取られていた。
まぁ、梅の実がたくさん採れたところで、真熊にはなんの恩恵もないのだから致し方ない。

それよりも、この春はまだ一度も芝刈りをできていない、伸びきった芝生のふかふか具合が心地よかったらしい。
週末にお出掛けが重なったりして、どうにも刈り込めずにいたのだった。

おかげで、ゴルフ場の「ラフ」の如く生い茂ってしまった芝生。
真熊にとっては、偶然にもこの芝生のコンディションが、「アルプスの少女ハイジ」の “干草のベッド” のような価値観となったようだ。

そんなぐうたらな真熊をよそに、俺は梅もぎと並行して、枝の剪定も行っていた。
梅の木というものは、一年間放っておくだけでジャングルの如く枝が伸びてくるので、毎年「そんなに!?」というくらい小枝をカットする必要があるのだ。

刈込鋏や高枝切り鋏、ノコギリといった植木職人バリのアイテムを使い分けながら、躊躇なく新枝を切り落としていく俺。
あっという間に、真熊のくつろいでいた場所も、切り落とされた枝で埋め尽くされていた。

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」
梅にはそんな例えがあるように、適切な時期に切らないと、生い茂り過ぎて枝が交差したり、栄養が行きわたらなくなったりと、諸々の問題を抱えてしまうのだ。
ということで、つづく・・・・・
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ワケも分からず庭仕事に付き合わされている感覚か。
【今日の一言】
気の毒なパ・リーグのパワーバランス。 ソフトバンクの強さは近年まれに見るものですね。

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。
| 局長 | 02:28 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
申年の梅は縁起が良いそうです。
局長さん一家に良いことがありますように!
| なお | 2016/07/12 07:42 | URL |