ダメ犬の教育
プロ野球の交流戦が終わると、どうしてこうセ・リーグの順位表がメチャクチャな数字になるのでしょうか。 そして、一気に失速するチームなんかも出てきますし。 局長です。
――― さて、あと数回で終わる予定の「仙台で会いましょう」企画のレポート続編。

先日の記事で、この日に榴岡公園に駆けつけてくれた犬たちの紹介はすべて終わった。
しかし、一匹だけ一切触れていない犬がいたことを思い出した。
我がスタッフ陣の愛犬だ。

名前は二郎・・・・ じゃなくて、確か “タロ” 。
あえて言おう、ダメ犬である。
社交性がゼロなのだ。

人が集まる場所に連れて行こうとすれば、こうやって踏ん張りながら拒む。

俺が局長を務める「とある組織」の男性メンバーとちゃっかり付き合い始めた当ブログの読者であった “まいっちんぐ” 女史が自慢話に花を咲かせても、露骨に迷惑そうな顔をする。

常に飼い主の足元から離れない。
ちなみに、飼い主というのは、今回のスタッフ陣の一人、“ゆりゲラー” 女史である。
この日は「ヒッピー」みたいなファッションで同じ東北の某県から合流していた。

ちょっと目を離せば、俺のテントに避難するタロ。
このリードのピンと張ったテンションを見ればお分かりだろうが、飼い主の意思に反した退避行動である。

絵に描いたようなダメ犬だ。
しかし本当は、世の中に「ダメ犬」なんて子はいない。
悪いのは、すべて飼い主なのだ。

生後半年までの「社会化期間」に、然るべき訓練をしなかった結果がこれなのだ。
犬の可能性は無限大だ。
きっと、このチキン野郎のタロの中にも、無限のポテンシャルが眠っているのだ。

ということで、この「社交性の塊(かたまり)」と言われる俺が、特別に「遅ればせながらの社会化訓練」をしてあげることに。
まずはレッスン①、「知らないオッサンとのマンツーマン散歩」である。

「行かない」と抵抗を見せるタロだったが、俺はリードの引っ張り具合で「どちらが上か」という犬の権勢本能に訴える。
結果、20分ほどの散歩であったが、仰向け抱っこの状態で一緒に歩けるレベルまで進歩させた。

不安だったろうが、頑張って知らないオッサンとの20分間にわたる地獄の散歩をやり遂げたタロには、ご褒美のおやつを。
なんのことはない。
温厚な性格ゆえに、慣れてしまえば全然大丈夫なのだ、この子は。

しかし、何もしていない真熊がちゃっかりご相伴に預かりに。
いつの間に、こんな意地汚いポメラニアンに成り下がってしまったのか。
これじゃ、まるで常にお腹を空かせているみたいじゃないか。

何ゆえ俺がこうも簡単にタロの心を懐柔できたのか。
それは、ひとえに慣れているからだ。
賢明な読者のアナタならお分かりだと思うが、俺の周りには多いのだ、ダメ犬が。

代表的なところでは、マザコンの “チョコ” と、イジイジ犬の “くり坊” 。
甘ったれた根性に育ってしまった彼奴らには、俺はいつも心を鬼にして接してきた。
このタロは、まさに彼奴らと寸分違わぬ同種なのだ。

でも、「鬼の散歩」をした後は、少しだけ社交性もマシになったような。
やっぱりこの子も慣れていないだけなのだ。
こういった機会が増えれば、もっと社交性のある性格になれるであろう、間違いなく。
この告知もしておきます ―――

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ダメ犬だけど、ポテンシャルは感じられるタロ。

逆に社交性の塊(かたまり)の真熊。 家では無愛想だけど。
【今日の一言】
広島カープ・・・ 資金力も恵まれてないし、マエケンも抜けたってのに、なんだこの強さは・・・・

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。
| 会いましょう企画 | 03:39 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑
タロ君の前におやつ下さいのチャッカリマグちゃんがカワイイ‼
どこからともなく現れて‼
社交性大のマグちゃんは全ての事にアンテナが働いてるのでしょうね(^_^)
飼い主初心者でも試行錯誤しながら頑張ってしつけてるつもりでも中々難しいです(´д`|||)
うちもまだまだ頑張らねばp(^^)q
| ふうライ坊 | 2016/06/26 08:32 | URL | ≫ EDIT