稚葉の病院奮闘記
勝ち星を計算できる投手が菅野一人しかいないし、相変わらず打者は打てないしで、それでも勝率5割以上をキープできてること自体が奇跡なんですよ。 巨人の話です。 局長です。
――― さて、昨日のつづきで、4月半ばのある週末のお話。

犬飼いにとっての毎年恒例の行事でもある狂犬病の予防接種を終えた俺と、その注射を打たれた真熊。
その次に診察台に乗るのは、重たい空気のもとスタンバイしていた我が家の紅一点、警戒心の塊(かたまり)である稚葉。

過去にここで、恐怖のあまり脱糞までしてしまったことがあるだけに、稚葉にとってはちょっとしたトラウマなのだろう。
とにかく坊主頭の先生を見ては怯えていた。

それでも、有無を言わせずに聴診器での診察が始まる。
野良猫キャリアが長かっただけに、病院という環境にもまったくと言っていいほど慣れない。
恐怖のスポット以外の何者でもないらしい。

聴診器を当てられているお腹を、「伏せ」してディフェンスしようとしつづける。
先生にとっても、面倒なクランケ(患者)だと思う。

さらには、すでに注射が終わって傍観していた真熊にまで八つ当たりを始める。
手に負えないギスギスぶり。
真熊にとっても、とんだトバッチリだ。

触診など一通りの診察を終えたところで、猫たちの年に一度の恒例行事、8種混合ワクチン接種。
これまた注射の痛みをまったく感じなかったらしく、何も気付いていなかった。
それはそれで良かった良かった。

これにて稚葉のお勤め終了。
最近では我が家一番の甘えん坊になっていたため、捕獲するのは拍子抜けするほど簡単だったのだが、やはりイレギュラーな環境への対応力は低い。

ちなみに、家の中ではこの有り様だ。
俺がパンイチでいても、常に足元にポジショニングしている。

寝室で寝ていても、ソファでくつろいでいても、必ずお腹の上には稚葉がいるのだ。
3年掛かって、ようやく甘えるようになってきたのだが、それが極端すぎる。

ということで、我が家に来て3年が経過した稚葉は、相変わらず動物病院は大嫌いだが、ようやく女の子らしく甘えることができるようになっていたのであった。
ようやく飼い猫らしく甘えてくるようになってきた稚葉の病院奮闘記に ―――

「お疲れ元野良猫!」的な労いのクリックを。

とはいえ他の2匹と比べると、やはり警戒心は強い。
【今日の一言】
マイコラス、早く戻ってきてくれ! 3割打てるバッターも現れてくれ! 巨人の話です。
| 稚葉 | 01:38 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑
やっぱりわかばちゃんだったんですね〜〜
どよ〜〜んとした空気を出していたのは^_^
前は洗濯ネットの中にいましたよね。
捕まえるのにも相当大変で。
それが、今ではこんな柔らかな表情を見せて
くれるんですね。
それは、やっぱりにいなちゃんのおかげかな(≧∇≦)
| クッキー&ちゃちゃ | 2016/05/26 08:20 | URL |