鹿と真熊 [後編]
昨夜は家入レオ女史の新曲店着日のため、仕事が終わると同時にダッシュで渋谷に行っていた局長です。 ラジオの公開収録を至近距離で見て現実逃避していました。
――― さて、いよいよ佳境に入った 『奈良で会いましょう』 企画のレポート続編。

『奈良公園』 内にある「飛火野園地」という広大な原っぱにやって来た我々一行。
中学校の修学旅行で来たときは、大仏殿と鹿以外は何も印象が残っていないが、実はこんなエリアもあったなんて。

初めて野生の鹿を目にする真熊。
恐らくこれが何という動物なのか理解できていないと思うが、犬ではないことくらいは感じ取れていたようだ。

ちなみに、不純物ゼロの奈良県民であるこの日のガイド役の “シホ” さんによると、奈良公園の鹿は奈良県の所有物らしく、夜になると決まった場所に帰って休むらしい。
さらに、仮に車で跳ねてしまったら、奈良県に申し出なければならないらしい。

つまり、この鹿たちは純粋な野生動物ではないということだ。
「動物 園以上、野生未満」といったポジションだろうか。
「友達以上、恋人未満」みたいな言い方をすると。

せっかくなので、鹿とのコミュニケーションにもトライしてみる。
だが、鹿社会のほうが閉鎖的な雰囲気だ。

鹿煎餅を手にした人間には心を開くが、それも持っていなければ、得体の知れない生き物を連れた俺などという存在は、敵視する以外の選択肢はないらしい。

結局、いくら近付けど鹿煎餅なしに懐柔することなぞできず、ろくなコミュニケーションも取れずにこの挑戦は終わった。

そういえば、駐車場があった「奈良氷室神社」には、「せんとくん」のカチューシャを付けた中国人観光客がいた。

きっと彼らにとっては、ディ ズニーリゾートでミッキーの耳付きカチューシャを付けているのと同じ感覚なのだろうが、我々日本人にとってみたら、ふなっしーの着ぐるみを着て歩くくらいに常軌を逸した行動だ。

その前に、「せんとくんカチューシャ」なるものを商品化したメーカーの意思決定に驚きだ。
完全に外国人観光客にターゲットを絞り込んだ戦略なのだろう。
ちょっとしたカルチャーショックだった。

それはそうと、写真と文章がイマイチ合っていないが、物心つく前から鹿と接してきている奈良県民だけは、鹿煎餅などという小細工なしでも鹿と意思疎通ができるということをライブで目撃していた俺。
実に鹿馴れした民族である。

といった感じで、広大な緑の大地で桜と鹿に癒された我々は、さらに奈良公園内の別のエリアへと歩を進めるのであった。
犬と猫以外の動物では、すでに馬とアライグマには会ったことがある真熊 ―――

そこら中に鹿のフンが転がる地雷原のような場所だった。

ふんふんふん黒豆よ♪ (←知ってます?)
【今日の一言】
家入レオ女史は何度見てもソフトボールくらいの顔の小ささで驚いてしまう・・・・

| 会いましょう企画 | 03:09 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑
奈良の春日の、青芝に〜🎶
若かりし頃のさんまさんを思い出しました笑
しほさんすごいですね!!
ほんとに鹿と会話してるみたいです。
奈良の鹿は確か神様の遣いでしたっけ?
しほさんとまぐちゃん、鹿の組み合わせ、素敵です☆
| みりん | 2016/05/11 07:08 | URL |