千葉にて・・・ [中編]

昨日は 「流しそうめん」 の後、お隣さん宅との敷地内にある坂道で、
キックボードやら三輪車による 「孫」 対抗のレースなんかが執り行われ―――
真熊も便乗して皆さんに遊んでもらって―――

甥っ子たちは疲れ果てたのか、早々に寝てしまった。
2人ともあまりにグッスリ寝ていたので、ティッシュで 「こより」 を作って
鼻の穴をコショコショしてみると、最高のリアクションを見せてくれた。
俺はそれを見て涙を流しながら笑っていた。
―――さて、今日こそ親父の真熊溺愛シーンを撮影しようと意気込んでいたのだが、
オカンの墓参りに北海道から来る友人がいるとのことで、朝早くに北千住の菩提寺へと
向かってしまった。

残された俺たち・・・・
親父、俺のブログにネタを提供してくれ!

これは昨日の夕方の散歩風景。
しかし、ここまで教科書どおりの田舎っぽさってあるのですね・・・・

夕暮れと緑と、屋根の高い平屋住宅と、真熊たちの後ろに広がる田んぼ・・・・
河童でも出てきそうな風景だな。
そういえば・・・・
オカンが逝って、主を失った畑はどうなっているのかと心配していたのだが、
小ぎれいに整備されて、いくつかの野菜が生っていた。

今まで一切オカンの畑を手伝わなかった親父が、お隣さんに習いながら頑張って野菜を
作っているらしい。
親父はお隣さんのお手伝いで始めた庭師の仕事や、素人の域を超えた大工仕事を
メインとしていたので、畑には寄り付かなかった。
オカンはそんな親父に 「全然手伝ってくれない」 などと不満を口にしていた。
そういった経緯があったから、親父が一人で畑をやっているなんて、
俺としては信じられない事実であった。
さらに・・・・
オカンが情熱を注いでいた陶芸クラブ。
家の中にも、決して上手いとは言えないオカンの作品が溢れ返っている。
なんと、親父がその陶芸クラブに入会して、毎週頑張っているというのだ。
昨日も、親父が自作した物置の中で、「おちょこ」 を大量に作っていた。
まるで、オカンが志半ばになっている案件を、すべて代わりに頑張っているかのように
日々忙しく過ごしているらしい。
―――親父も後悔しているのかもしれない。
せっかく二人でやってきたこの田舎で、完全に別行動のような毎日を過ごしてしまって
いたことを。
そんな中、突然、今生の別れが来てしまったことで、今となっては悔やんでも悔やみきれない
思いなのではないだろうか。
いきなり一人になってしまったことで、廃人のようになってしまうのではないかって
心配していたが、親父は俺が思っている以上に強い人間のようだ。
とても安心した。

しかし、この田舎はネット環境が悪い。
てゆうか遅い!
この記事をアップするのにも、えらい時間を要している。
ノートPCと外付けハードなど、一式持ち込んでブログ作業スペースを確保している俺。
どこへ行っても頑張ってますよ!

なんかしんみりする話になっちまった・・・・
明日の親父に期待して是非 「ポチ」 っと★
| 真熊お出掛け | 16:59 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
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| | 2010/05/04 19:57 | |