悲しき父子の関係
ふいに岡村靖幸の曲が聴きたくなって、Youtubeで聴き漁っていたらこんな時間になっちまいました。 でも、年月が流れても色あせない魅力がありました。 局長です。
――― さて、あと2回くらいで終わると思うシルバーウィークのお話。

“千葉の両親宅” への一泊二日の遠征、その二日目。
真熊の次男 “ノアン” のファミリーから「一家お揃い」という服を戴いていたので、満を持して真熊と “志熊” に着せてみたところ、2匹そろってテンションが急降下してしまった。

そうこうしていると、畑仕事に勤しんでいた “親父” が戻ってきた。
どうやら、何かを取りに家に入っただけらしい。
2匹はまったく構ってもらえなかった。

そして、すぐに出てくる親父。
しかし、今後は2匹とも気付かない。

歩き去る後ろ姿を見てようやく気付く始末。
「遊んで」アピールもできず、只々後悔が走る2匹。
そんなことより、親父の後ろ姿は完全に農耕民族のそれだ。

こうした親父の忙しない姿に、志熊は慣れている様子だ。
甘えん坊のわりには、「クゥ~~ン」などと鳴くことはなかった。

再び、2匹の世界に戻った玄関先。
遠い。
決して2匹で遊ぶことも寄り添うこともない、物理的な距離だけでなく心の距離も遠い2匹。

志熊のほうから真熊を誘ったりもするが、真熊は完全にスルー。
犬というのは、ここまで父親としての自覚が芽生えないものか。
“家庭を省みない父親” みたいだ。

その後、少し寒くなってきたので、2匹を連れて家の中へと戻る。
真熊は客間にぽつんと一枚置いてあった座布団の上でくつろぐ。
恐らく、普段は志熊が日向ぼっこに使っているのであろう。

そこへ、本来の座布団ユーザー、志熊が。
何やら、真熊の自分への冷たさに文句の一つも訴えているらしい。
こんなに顔を近づけて。

それを、本気の威嚇モードで迎撃する真熊。
ちょっとした絡みすら、うっとうしいのだろうか。
ついでに、お互いの顔がパズルのピースのように重なりそうになっている。

尚も威嚇はつづく。
「近寄るな」・「話し掛けるな」の二重オーラを放っている。
その凄みに、志熊が引き気味になっているではないか。

結局、真熊からその場を離れてしまった。
悲しい、悲し過ぎるぜ、決して交わり合わない父子の関係。
血の繋がった父子だというのに・・・・
普段は社交性の塊(かたまり)なのに、志熊だけは頑なに避ける真熊 ―――

真熊は放置していいので、志熊に慰めのクリックを!

3年経っても一向に改善されない2匹の関係・・・・
【今日の一言】
80年代後半から90年代前半縛りでカラオケしてみたいものです・・・・
| 真熊の子供 | 03:42 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑
>80年代後半から90年代前半縛りでカラオケしてみたいものです
はいはいはいはい!!!!
参加したいです!
・・・でも若いおねえちゃんじゃないからなー。
覆面参加ってのは無いですか。
| まうお | 2015/10/02 09:00 | URL |