さよならハナちゃん
局長です。
実は昨日の16時過ぎに、悲報が飛び込んできました。

このブログでも何度か登場した “ハナ” ちゃん。
伝説のパピヨン 『その後のサザビー』 の実姉であるハナちゃん。
そのハナちゃんが、17年の生涯を閉じて虹の橋を渡ったという悲しいお知らせが。

実は俺には、親しくしていた子の悲報と向かい合った経験がないため、正直どんな言葉で、何を綴っていいのかが未だに分かりません。

だけど、長い闘病生活を頑張ったハナちゃんの、元気だった頃の姿を読者の皆さんと共有させていただくことで、皆さんの記憶の片隅にでもハナちゃんの存在が留まってくれればと思いました。

今日は、俺が時間を共有した範囲だけだが、このブログ上でのハナちゃんの思い出を振り返らせてもらいます。


ハナちゃんと初めて出会ったのが、『その後のサザビー』 の2011年のオフ会、通称 “サザオフ” 。
駐車場から会場に向かう途中で、「まぐちゃんですか?」 と声を掛けてくれたのが、ハナちゃんのママである “あゆりす” 姉さんだった。

サザビーのブログがきっかけで、二匹が姉妹だということが発覚し、この日 「スペシャルゲスト」 として招かれていたのがハナちゃんとあゆりす姉さんだった。
ここから、熊猫犬ファミリーともいろいろな交流が始まったんだった。


当ブログの読者さんが主催してくれた横浜でのオフ会で、ハナちゃんと再会。
この頃には、あゆりす姉さんが “チップ家” とも仲良くなっていて、とても楽しい時間を過ごすことができた。

5月だが暑い日だったので、最初に訪れた山下公園ですでに疲れてしまっていたハナちゃんを見て、「やっぱりシニア犬なんだな」 と感じたことを覚えている。
あゆりすさんが、ハナちゃんの体調を万全に管理していることに感心していた。

ランチも、あゆりす姉さんが行き付けの、ドッグカフェではないお店に事前交渉してくれており、特別に犬同伴で入店させてもらったりした。


再びハナちゃんの実妹である 『その後のサザビー』 のオフ会、“サザオフ” にて。
俺と真熊は3回目。
ハナちゃんたちは2回目という、お互いビギナーレベル。

この日は雨天で中止と決まったのだが、すでに会場近くまで車で来てしまっていたのでそのまま向かうと、他にも中止を知らずに来てしまっている参加者が大勢。
その後、奇跡的に晴れてきたので、結局はそのまま決行。

この年から、「熊猫犬ファミリー」 を初めて連れて行ったことで、本格的にサザビーファミリーとの交流が始まるきっかけとなった。
ちなみに、前年の同オフ会では 「スペシャルゲスト」 というポジションだったハナちゃんとあゆりす姉さんは、この年は普通にスタッフの一員として組み込まれていた。


熊猫犬ファミリー御用達の 「片田舎のドッグカフェ」 に、ハナちゃんとあゆりす姉さんが。
ご自宅からはかなりの遠距離だが、はるばる来てくれたのだった。
思えばこの日、ハナちゃんのことについていろんなことに気付いたのだっが。

その一つ目。
通常、頭の上にある耳が、ハナちゃんの場合は顔の横にある。
これが俺にはどうしても・・・・・

「スターウォーズ」 の “ヨーダ” に見えて仕方なかった。
そして二つ目。
この耳の位置とマズルを組み合わせると・・・・・

バイクの “カウル” とハンドルに見えるのだ。
賛否両論があったのは確かだが、俺としては世紀の大発見だった。
(ほとんどが賛否の “否” だったが)


ハナちゃんの実妹である 『その後のサザビー』 のファミリーが主催するお台場でのBBQ大会に参加した。
前年の 「サザオフ」 につづき、あゆりす姉さんは主要スタッフに組み込まれていた。

ハナちゃんは、カートで休みながら体調に気を付けての参加だったが、それでも元気に過ごしていた。
あゆりす姉さんはスタッフとして奔走していたが、ハナちゃんはいい子にして待っていた。

その後は、長い時間 “写真撮影” も頑張っていたハナちゃん。
たくさんのパピヨンが来ていたが、よく顔を合わせているからか、真熊や “チップ” の近くにいることが多かった。

さらに、BBQの後は “等身大ガンダム” を見に行くことになり、全員で大移動。
カートにハコ乗りするほど元気だったハナちゃん。


前回、「ヨーダ疑惑」 が巻き起こった 「片田舎のドッグカフェ」 でBBQを開催することになり、ハナちゃんとあゆりす姉さんも勇み足で参加。
体調的にカートにいる時間が多かったが、それでも終始笑顔だったハナちゃん。


新潟からこのブログの読者さんが遊びに来るということで、“チップ家” や “むらも” と共に横浜へ。
そこで待ち合わせしたのが、ハナちゃんとあゆりす姉さん。

この日は眠かったのだろうか、ハナちゃん。
でも、真熊との高いところでのツーショット撮影にも付き合ってもらってしまった。

山下公園や大さん橋でたくさん遊ぶも、なぜか犬たちは浮かない表情だったりしていた。
ハナちゃんは、単に疲れているのかもしれない。

そして夕方、ハナちゃんたちとは山下公園でお別れした。
思えば、これがハナちゃんを最後に見た日となってしまった。
ここからハナちゃんは体調不良がつづき、入退院を繰り返す毎日となってしまった。
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最後は老衰で逝ったとのこと。

病気ではなく老衰。
つまり、誰も抗えない、天から与えられた寿命を全うしたということ。
自分の生きていられる物理的な歳月を、闘病生活をしながらも限界まで生き抜いたということだ。

ようやく苦しい闘病生活から解放されたんだね、ハナちゃん。
長い間お疲れさま。
大好きなママとパパのことを、天国から見守ってあげてね、ハナちゃん。
このブログ上での姿だけだが、ハナちゃんの元気だった頃を忘れないでください ―――

ハナちゃん、お疲れさまでした。

とても美しいパピヨンだったハナちゃん。
【今日の一言】
最後は苦しまずに、あゆりす姉さんの膝の上で眠るように逝ったとのことです。
| 非日常 | 05:12 | comments:26 | trackbacks:0 | TOP↑
素敵な笑顔のハナちゃんがいっぱいですね♪
美しいハナちゃんのこと、決して忘れません。
ハナちゃんが安らかな眠りにつかれることを、
心よりお祈りいたします。
| ATO | 2015/02/15 06:51 | URL |