梅もぎララバイ
今日はお昼過ぎまで深い眠りに就く予定だったのに、9時前には起きてしまった局長です。
洗濯が終わったら二度寝するので電話とかメールとかピンポンダッシュとかしないで下さいね。
――― さて、ちょっと時間が経ってしまったが、日曜日のお話。
俺が局長を務める 「とある組織」 の面々と、とある競技のとある大会に出場していた。

躍動感にあふれるプレーで、見る者すべてに感動を与えていたはずの俺。
その一方で、“ブラザーK” は初戦で敗退してうなだれていた。
惜しくもベスト8で敗れ去った俺は、そのまま人員を2名ほど選定して我が家へと向かった。

実は、この日は大会の後で、別の大きな案件を予定していたのだ。
にも関わらず、思いのほか勝ち進んでしまい、帰りが遅くなってしまった。
陽が落ちてからでは、できないことなのだ。
そう、毎年恒例の “梅もぎ” 。

我が家の庭に屹立する梅の木に、毎年この梅雨時期をまたいで実る梅。
梅酒にしたり、梅ジャムにしたり、どちらも俺はあまり好んでは食さないのだが、放置して枯れ果ててしまうのも不憫だし、もったいないので、義務感に駆られて行う恒例行事となっている。
但し、高所での作業となるので危険も伴う。

緊張感と気合いをもって臨まないと、命を落とす可能性も否定できない。
その危機感が感じられない “餡ドーナツ” に対し、俺は心を鬼にして気合いを注入する。
心の中では泣いていた。
しかし、まさかの報復攻撃。

マウスピースをしていなかったら、奥歯ごと持っていかれたかもしれない。
ちくしょう、いい掌底もってるじゃねぇか。
脳みそ揺らされたぜ・・・・・
そんなこんなで、今年の梅もぎをスタート。

脚立も用意し、農業用スパイク(ゴム長靴)も装着しての完全装備で挑む。
だが、うっかり半袖で作業してしまったため、両腕を毛虫にやられたりもした。
うかつだった。
その間、真熊はというと―――

お隣さんの娘たちや、ボーダーコリーの “ココ” と遊んでいた。
大の人好きの真熊にとって、庭先で俺たちの奮闘ぶりを見ているよりも、こっちで遊んでいた方がよっぽど楽しいらしい。
しかも、いつの間にやら、ボーダーコリーが一匹増殖。

名前は知らないが、近所で見かけることは多々ある。
なかなかやんちゃな子のようだ。
勢いがある。
さらには、グアム在住の俺の同級生が帰郷してきているらしく、親子で現れたりもして、辺りは大賑わいとなっていた。

収穫作業に精を出す俺たちなど、存在すら忘れられていた。
その俺たちは、梅もぎと併せて剪定も開始していた。

我が家の二階までを覆い尽くさんばかりに伸びまくった枝葉を、庭師のようなハサミや、テレビ通販のお約束 「高枝切りバサミ」 などで切り落としていく。
一方の真熊は、黙々と作業する俺たちを尻目に、いよいよ絶好調になっていた。

まぁ、面倒見てくれる人たちがいて良かったな。
その後も全力で遊び続ける真熊。

いいぞ、我が家の男には 「妥協」 なんて文字は存在しない。
遊ぶなら全力で遊べ!
寝るならソファじゃなくてベッドで寝ろ!
そうこうしている間に陽は暮れて、時刻も19時を回っていた。

伸びた枝葉や実を誇らしげに蓄えていた梅の木は、きれいサッパリ、毛を刈られた羊のようになった。
さて、今年の収穫はというと・・・・・

少なっ!
ここ数年で三指に入るレベルの不作の年であった。
とりあえず、ほんの少しだけ梅酒を漬けるか・・・・・・
大会と梅もぎ&剪定というダブルヘッダーを完遂した俺と、遊んでるだけの真熊に―――

一週間で最もアクセスの落ちる
土曜日だけど、応援してね!

いつもアリガトウございます m(_ _)m
マジで励みになってます!
【今日の一言】
明日は真熊をどこか遊びに連れて行かねば・・・・・
| 真熊 | 10:50 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑
餡先生のパンチ、相当なものですね。

敵に回したくない女性のひとりです
梅の木に登って剪定してる局長、かっこいいですぅ
う、腕が、たくましくて素敵ですぅ
| どどすこ | 2013/06/29 11:50 | URL |