危険な習性
先日 「猛暑が治まった」 とか綴ってしまったが、まったくそんなことはないみたいですね。 暑さが息を吹き返したようで来週は猛暑日がつづくみたいです。 局長です。
――― さて、お盆休みも終わった今頃になって、ちょっと夏らしいお話。

稚葉が珍しくクーラーの効いた部屋でくつろいでいた。
亭主(兼)石像のにいなと共に、例によって外の世界を眺めている。

しかし、なんとなくにいなが落ち着かない様子だ。
稚葉もにいなに釣られたのか、上を向いてソワソワし始めた。
答えはこれだ ―――

セミである。
網戸に留まっていたいたのだ。
すると、稚葉が ―――

挨拶代わりの一撃。
幸いにも、窓の外側に留まっているのでセミは無事なのだが、行動に情け容赦がなさ過ぎてドン引きだ。
プレッシャーや身の危険を感じたのか、セミも移動を開始した。

そりゃそうだ。
6年間も幼虫として地中で過ごして、ようやく孵化して外の世界に出てきたのに、たった一週間程度しか生きられないという過酷な運命を背負っているのだ、セミは。
※ 昨今では 「実は一ヶ月くらい生きられる説」 あり

しかし、そんな都合など知りもしない考えない猫たちは、尚もセミを捕まえようと努力する。
セミを食べなきゃならないほど空腹のはずもないのに、残酷な習性である。

一つだけ良かったのは、寿喜が参戦しなかったことだろうか。
平和主義なのか、セミに気付かなかっただけなのかは分からないが、とにかく無益な殺生だけはしてほしくないものだ。

ちなみに、犬、しかもポメラニアンである真熊には、そういった狩猟本能は1ミリもないので実に安心・安全だ。
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狩猟本能とかが欠けている寿喜にも二発目を。
【今日の一言】
アクセス等がガタ落ちする週末で、且つセミを狙う猫たちですが、どうか変わらぬ応援を。
| 日常 | 14:57 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑