桜の少林寺木人拳
やはりプロ野球交流戦は運命の分かれ道になるのですね。 5月を20勝した広島カープがこんなにも大失速してしまうなんて。 このまま目を覚まさないでほしいです。 局長です。
――― さて、“今さらGW前半戦レポート” の続編を。

秋田県は “角館”(かくのだて)という街に到着した我々一行は、桜を求めて歩きつつも、途中で文化遺産的な施設にも寄り道。
まずは、そとまち資料館 『たてつ家』。

江戸末期に建てられた田鉄(たてつ)家の蔵を、商家の生活用品、所蔵品を展示する資料館として無料開放しており、明治時代に実際に使われていた道具や、大正から昭和初期の雑誌なども展示されていた。

昭和初期の古銭を食い入るように見つめる俺。
日本の造幣技術って、昔からすごかったのだなぁと改めて関心していた。

真熊はなんのこっちゃ分からないまま、俺と共に施設を見学されられている。
これも社会勉強の一環だ。

「たてつ家」 を後にした我々は再び人の波に沿って歩きつづけ、ようやく目的の場所へと足を踏み入れた。

“桧木内川” (ひのきないがわ)。
覚えているだろうか、このキーワードを。
そう、俺がここに来るきっかけとなった ―――

JRのこのポスターに写っているのが、この桧木内川堤なのだ。
ポスターを見ただけで 「行きたい!」 と思って本当に来てしまうなんて、JRの思惑どおりの行動をしてしまっている俺。

そして、実際の風景がこれだ。
果てしなくつづく桜並木。
エンドレスで、桜・桜・桜・・・・

対岸にも桜・桜・桜・・・・
まさか、これほどだったとは。
例えるなら、“桜の少林寺木人拳”

「少林寺木人拳」 とは、両サイドに並ぶ木製の甲冑のようなものを着込んだ “木人” を撃破して突破しなくてはならないジャッキー・チェンの若い頃の映画だが、よく分からないという若僧はGoogle先生に聞いてみてほしい。

とにかく、両サイドに何かが果てしなくあるときの、俺独自の比喩法である。
何をこんなことを掘り下げているのだ、俺は・・・・

ということで、いざ俺も桜の少林寺木人拳の中へ。
ピンク色に酔いそうなくらいの桜の世界。

しかし、有袋類と化してしまった真熊は、この光景を楽しむ余裕すらないくらいに深い眠りの世界にフェードインしてしまったらしい。

雨でびしょびしょに濡れてしまっているので、この芝生エリアにも降ろしてあげられず、真熊にとっては退屈な時間になってしまったかもしれないが ―――

俺たち人間は、感動と興奮の坩堝(るつぼ)であった。
美し過ぎるぞ、桧木内川堤の桜並木!
つづく・・・・
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桧木内川堤の見事な桜並木にも二発目を。
【今日の一言】
何かきっかけがあると、また息を吹き返してしまうだろう広島カープを今のうちに引き離せ!

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| 真熊お出掛け | 07:54 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑