父子の平穏 | 今さらお正月レポート⑩
『ルパンⅢ世』 の原作者であるモンキー・パンチ氏が亡くなられてしまいましたね。 40年以上も愛される名作を生んだ偉人だから残念です。 局長です。
――― さて、本日も “今さらお正月レポート” のラストスパートを。

真熊を抱っこしたかったものの、元 “アンゴルモアの大王” に奪取されてしまったお隣のその先のお宅に帰省している孫娘。

それ以降は、元アンゴルモアの大王によるディフェンスもより厳しいものとなり、なかなか真熊と触れ合うことすらできなくなっていってしまった。
背に腹は代えられないと考えたのだろうか。

真熊を生贄に差し出して一人静かな縁側でくつろいでいた “志熊” で、その心の隙間を埋めようとし始めた。

おそらく前日もその前日も志熊とは遊んでいるのはずなので “今さら感” は否めないだろうが、真熊を取り上げられた喪失感は、似たような生き物で代用するのが手っ取り早かったのだろう。

その間、俺は今後のキャンプで使用するための “薪” を作っていた。
実はこれ、昨年5月に決行した “梅もぎ&梅の木剪定” で切り落とした枝なのだ。

適当な長さにカットして、長期にわたり乾燥させていたのだが、せっかくなので時間を持て余すであろうここで調整や束ねたりする作業をしようと持参していたのだ。

“二宮金次郎” が背負っていそうな長さにリサイズして、持つと手に刺さって痛い小枝を片っ端から切り落とし、“親父” も作業に動員しながら、かなりの本数になったものが3束も出来上がった。
太さこそないが、1~2回のキャンプなら十分にもつ量だろう。
なんということでしょう。

普通なら、ただ可燃ゴミとして処分されてしまっていた梅の枝が、匠によりこうして 「キャンプファイヤーの薪」 としての新しい命を注がれたのです。

そうこうしている間に、騒がしかったキッズたちもそれぞれの家へと帰っていき、真熊と志熊の親子にようやく平穏な時間が訪れた。

だからといって二匹で仲良く遊ぶこともなく、感情を無にしたような死んだ魚の目をしたまま、ひたすら義務感丸出しで写真撮影に応じる。

相変わらず冷め切った父子の関係。
何年経っても改善の兆しは見えない。

唯一の進歩といえば、真熊が志熊に対して怒らなくなったことくらいか。
互いに無干渉になっただけだが。
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【今日の一言】
子供の頃に見ていたアニメの原作者や声優さんももう高齢なんだなぁ。 寂しくなるなぁ。
| 真熊の子供 | 07:41 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑