さよなら冬の海 | 砂浜ぐま 2019 【後編】
あれからもう8年も経つんですね。 現地ではまだ避難生活を強いられている人も多いのに、他の地域ではすでに過去のことになってしまっているなと反省しています。 局長です。
――― さて、なんとなく三部構成となっているらしい、例のレポートの最終章を。

そう、突然ではあるが、真熊と共に外房は “九十九里浜” へとやって来た二ヶ月前お話。
サーフィンの聖地で、ハマグリが名産の九十九里浜。

このクソ寒い中で、またも “波乗り” をさせられるのではと危惧していたのだろうか、序盤は表情が硬かった真熊。

たた、しばらくするうちに、いくら俺でもそこまで無法者ではないと分かってきたのか、険しかった表情は和らいできた。

当たり前だ。
そもそも、この真冬にウェットスーツを着込んでサーフィンに興じる人を、“ちょっと頭のネジがぶっ飛んだ人” というふうに見ているのだ、俺は。

つまり、間違っても自ら、さらには愛犬まで巻き込んで波乗りにトライするほど、クレイジーな男ではない。

20分くらい経過しただろうか。
さすがに真冬の海風が体に辛くなってきたので、引き上げることに。

極度の暑がりである真熊は、寒気ではなく眠気をもよおしていたが・・・・

しかし、“冬の海と夕陽” という組み合わせは、どんなにさわやかな笑顔をもってしても、何か寂しげに見えてしまうな・・・・

海に入ることは大嫌いだけど、砂浜を歩く感触は大好きな真熊。
車に戻る足取りも、実に楽しげである。

こうして、なんの気なしに立ち寄った九十九里浜は、カラオケの演歌に組み込まれている映像のような切ない風景だったが、真熊も最終的には楽しんでいる様子だったので、まぁ良しとしよう。
ランキングに参加しています。 更新の励みに一日2ポチお願いします ―――

最終的には海を楽しめていた真熊にクリックを。

冬の海は寂しいけど夏の海はエキサイティング。
【今日の一言】
停電やガソリン枯渇などに苦しんだことが、もう8年も前だなんて。 風化させないようにしなきゃ。
| 真熊お出掛け | 02:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑