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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2018年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年12月

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千寿の没後10年…

新しい週に、こんにちわ。

毎週月曜日は、前夜のドラマ 『下町ロケット』 からの興奮で、仕事のやる気が必要以上にみなぎってしまうのがサラリーマンの性(さが)じゃないでしょうか。 局長です。



――― さて、今年もやって来た、我が家にとって重要な節目となる二日間の一日目。


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そう、賢明な読者のアナタならもう勘づいているかと思うが、本日11月19日は我が家の動物たちの長男、アライグマの “千寿” のの命日。

なんと今年は10年の節目である。



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千寿があまりにも駆け足で突然に逝ってしまった日のことを、まるで昨日のことのように覚えているというのに、あれからもう10年だなんて、早すぎる時間の流れについていけていない俺がいる。



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これまでも同じようなことを何度か綴ってきたが、千寿との思い出は何一つ忘れるつもりなどないのに、こうした時間の流れで思い出せないことが少しずつ増えてきているのも悲しい現実。

記憶の欠落は、もうここで完全にストップしてほしいものだ。



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そういった思いもあって、今日はこれまでアップしたことのない写真を載せていこうと思う。

何ゆえこれまでは同じような写真を9年間も使いまわしていたかというと、他の写真には当時お付き合いしていた彼女の姿が写っていしまっているから。



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でもよくよく考えると、そんな写真も大半がもう20年も前の思い出になるので、「別に気にすることないか」と今さら開き直ったのだった。



20181119_千寿19960103

・・・・ということで、いきなりこんな素敵な写真を。

卒業を2ヶ月後に控えた大学4年生時の新年だったと思う。
初詣に行った帰りに、我が家に寄った彼女が千寿にリンゴを食べさせてあげているところ。



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千寿にとって、俺以外の人物ではこの女性がもっとも多くの時間を共にした存在だったと思う。

一般的なアライグマ同様に、そこそこ凶暴な一面をもつ千寿だったが、彼女に本気で噛み付いたことはなかったはずである。



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大きな公園” にも、実は千寿とよく通っていた。

但し、散歩に来ている犬たちとの “異物感” が半端ないので、こうして芝生でくつろいでいるだけでも好奇の目に晒されることが多かった。



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しかも、池があると必ず飛び込んでしまうし。

元来、川辺でザリガニなどを捕食することの多いアライグマだけに、水辺を見ると武者震いして突入してしまうので、そりゃ目立つわけだ。



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そういえば、当時の彼女は、よく耳を “あむあむ” されていた。
とても “ぞわぞわ” すると言っていた。



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よくツイッターやFacebookの投稿で、散歩中の柴犬が歩くことを拒否して “リードを引っ張られても頑として動かない” というシリーズがあるが、恐らくその先駆者は千寿である。



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柴犬との大きな違いは、手が器用ゆえに、その手でリードを引き留めるという手段に出るところだろう。

ちなみに千寿の場合のこれは、「この先は “おんぶ” して」という意思表示である。



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当時の彼女は、こうして千寿をかなり自由に扱えていた。
取っ組み合って遊んだりもしていた。



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最近、都心にアライグマが出現したこともあり、様々なメディアで野生化の問題やその経緯が書き立てられているが、確かに「可愛いから」という理由で飼い始めたものの、育つにつれて手に負えなくなり捨てたバカ共の責任であることは間違いない。



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どこぞの児童文学作家も、ネットニュースに「飼い始めたものの凶暴化したためにオリに入れっぱなしで飼うことになって罪悪感があった」といった寄稿をしていたが、「ふざけるな!」と言いたい。



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俺だって千寿との生活では、たくさんケガもしたし縫い傷もできた
それでも、こうして(彼女も含めて)コミュニケーションどころか心も通じ合えていた。

個体差はあれど、努力が足りないだけだ。



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相手はライオンやグリズリーではない。
本気噛みされたところで、ケガの程度などたかが知れている。

取っ組み合って遊んでやったり、定期的に散歩に連れて行ってやったりしていれば、ストレスも解消できるし、攻撃性だって抑えられるのだ。



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くれぐれも言っておくが、千寿も犬や猫とくらべれば、それはもう飼うのは大変な生き物だった。
だが、本人(アライグマ)も少しでも幸せに生きようと必死に足掻いているだけなのだ。

それを受け止めてあげることもせずに、簡単にケージに押し込めたり、野に放ったりしたバカ共のおかげで、今なおアライグマたちが “駆除” という名のもとに殺されることになっているのだ。



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なんとなく愚痴っぽくなってしまったが、俺がお伝えしたいことは、「千寿は可愛くて素直ないい子だった」ということ。

もう “来世” として別の姿で生きているのかもしれないが、たまには夢にでも出てきてほしいものである。






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10年という時間が早すぎる。 また会いたい。



【今日の一言】

最高潮に達した仕事のやる気も、早くも火曜日からクールダウンするのもサラリーマンの性。
 


20181110_駒沢公園で会いましょうバナー



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| 千寿[回想] | 04:26 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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