澄み切った目への裏切り
大腸内視鏡検査のための下剤(2リットル)って、なぜ何年経ってもクソ不味いままなんだ。
肛門からカメラを入れることよりも、この味を2リットル飲むことが拷問です。 局長です。
――― さて、昨日のつづきで、今週の日曜日のお話。

写真のストックもネタも底を突き、自転車操業的な更新状況となりつつある当ブログのため・・・・、否(いな)、暑さのためにどこへもお出掛けさせてあげられない真熊のために、意を決して家を出た俺。

数年前にも一度だけ来たことのある東京の郊外、「八王子」にあるドッグカフェへと真熊を連れてやって来た。

“ドッグカフェ = お肉” という脳内公式が成り立ってしまっている真熊なのだが、なんと犬用のメニューがすべて廃止されてしまっていたこのお店。

当然そんなことは知る由もなく、期待に満ち溢れたものすごい澄んだ笑顔で俺にプレッシャーを与えてくる真熊。

とはいえ、俺の焦りにも似た挙動不審な表情に違和感を覚えたりもしたのだろうか、急に真顔になって俺を見つめてきたりもしていた。
そこへ、俺がオーダーした料理が届いてしまった。

ランチも終わっており、この時点でオーダー可能な単品料理からチョイスすると、こうしたパスタとポテトフライといった組み合わせになったのだが、惜しむらくは真熊に食べさせてあげられる可能性が完全にゼロという味付けであること。

俺の注文が届いたら、次は自分の番だと信じて疑わないこの顔。
澄んでいる・・・・
期待に輝く目が澄み切っている・・・・

「帰りにどこかで特別なおやつを買ってやろう!」
「家に着いたら鶏のムネ肉でも焼いてやろう!」
事後の対策はあれこれ思い浮かぶのだが、今このときをどうやって乗り越えればいいのかが浮かんでこない。

「久しぶりのお出掛け」、「久しぶりのお肉」。
時間の経過と共にさらに強まる期待感。

しかし悩んでいても仕方ないので、このまま真熊を完全シカト、鬼スルーして黙々とパスタを食べきってやった。
でも、心の中では泣いていた。
今週は毎日のようにお肉を少しだけ焼いて、罪滅ぼしに勤しんでいる俺であった。
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「おあずけ」に終わった真熊に哀れみのクリックを。

せっかくのお出掛けだったのに申し訳ない…
【今日の一言】
早くラーメン二郎か丼物か分厚いお肉を食べたい。 この下剤は二度と飲みたくない・・・・
| ドッグカフェ | 11:14 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑