蘇る快感|猫たちの夏支度 ~ 寿喜・後編
昨日はようやく耳鼻咽喉科に行くことができ、“扁桃炎” という診断で、お薬を大量に渡されました。 咳止めの薬がいまいち効いていない気がします。 不調続きの局長です。
――― さて、昨日のつづきで、去る7月8日に決行した猫たちの “夏支度”。

そう、魔法のブラシ “ファーミネーター” でアンダーコートをむしり取り、メッシュのシャツを着ているような涼しさを与えてあげる年に一度の儀式である。

その第一号が、寿喜。
例年は大人しく、されるがままにブラッシングされているのだが、なぜか今年はあの手この手で右往左往と逃げ惑う。

しかし、シッポをつかんで保定するなどしているうちに、実は痛くないことや、そういえば毎年やっているな・・・・なんて記憶も蘇ってきたらしく、動きが停止した。

動きさえ止まれば、あとは腰を据えて強めにブラッシングができる。
すると、この取れっぷりだ。
まるで煙を吹いているかのように、アンダーコートが根こそぎ取れる。

フラッシュバックする心地よさに、マタタビでも吸わされたのかというくらい力の抜けた姿に成り下がる寿喜。

そう、感謝こそされども逃げられる覚えなどないのだ、そもそも。
背中、お腹を終え、今度は胸周り。

このアンダーコートこそ、寿喜が乗っかってくるたびに俺の服やら体に大量に付着する “猫の毛” なのだ。
猫アレルギーだったら、卒倒してしまうくらいの量だ。

“まな板の鯉” みたいになっているうちに、側面もすべて終わらせる。
実は、シッポの付け根がもっとも毛量が多いのだ。
シッポそのものが取れてしまうんじゃないかという量の毛が取れてしまう。

最後は硬いフローリングではなく、柔らかなベッドの上でブラッシングしてもらおうと思ったのか、おもむろにベッドへと上がる寿喜。
そして、それを追う俺。

シーツが毛まみれになってしまうので、できればフローリングの上で完結したかったのだが、こっちのほうが作業がスムーズに終わるであろうことを考え、妥協した。
こうして、猫たちの夏支度の第一弾、寿喜のブラッシングが無事に終了。

一気に毛量が落ちて涼しくなったせいか、リラックスした表情を見せる。
人間に例えるなら、「衣替え」、もしくは「クールビズ」といったところか。
これで少しでも、この猛暑が過ごしやすくなればいいのだが。
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↑今週もこのランキングは不具合のままらしい。

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【今日の一言】
声はかすれ声ながらも少しずつ復活してきた。 今は森進一ではなく平泉成みたいな感じです。
| 寿喜 | 02:35 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑