猫メンチ
熱は下がったものの喉の痛みが引かず、それどころか森進一みたいな声になってしまっている局長です。 『冬のリヴィエラ』 を唄ったらサマになりそうです。
――― さて、一ヶ月ほど前、つまり6月のある日のお話。

まだ夜になると肌寒さを感じることすらあったこの頃、仕事から帰宅すると稚葉が決まって膝の上に飛び乗ってきていた。

飼い猫歴4年を経て、ようやく人並みに甘えることができるようになったらしい。
とはいえ、不意に近づこうとすると途端に逃げ出してしまうが。

性格の気難しさも相変わらずである。
「犬猿の仲」である寿喜とは、未だに顔を合わせるたびに小競り合いを繰り返している。
耳も角(つの)のように尖っている。

最近は、暑さ対策のために全開にしているお風呂場の窓(格子付き)から常に外を眺めているが、今もなお外の生活に戻りたいと思っているのだろうか。

戻ったら最後、その日一日メシが食えるか否かの生活に逆戻りするだけなのに。
そろそろ飼い猫としての人生(猫生)を全面的に受け入れてほしいものだ。

こうして、不器用ながらも必死に甘えて乗っかった俺の足の逆側には、稚葉とは文字どおり正反対で根っからの甘えん坊の寿喜の姿が。
稚葉と違って、不意に近づこうか、いきなり足をつかもうが、されるがままの天然猫である。

しかし、お互いに性格が正反対であることは自覚しているようで、とにかく反目し合う。
常に一触即発の緊張状態を保っている感じだ。
こうしてニアミスが起きてしまうと、すぐにメンチを切り合い、臨戦態勢に。

平和主義者でいつも穏やかな寿喜なのに、稚葉に対してだけはこんな特別な顔を見せてしまったりする。
ある意味 “特別な関係” なのかもしれない・・・・・
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↑まだしばらく不具合は解消されないらしい。

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【今日の一言】
このまま声が治らなかったらどうしよう。 森進一の声マネで生きていくしかないのかな。

『ダニエル・ウェリントン』 の夏キャンペーン、今日が最終日ですよ!
| 日常 | 05:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑