ようやくチェコ入国 | 局長、世界を歩く
気が付けば今日から5月じゃないですか。 そして労働者の祭典「メーデー」です。 月日の流れが速すぎて失神しそうです。 今月また一つ年を取ることになる局長です。
――― さて、谷間とはいえ一応GWの最中ということで、アクセスも少なかろう。

ということで、昨日のつづきで俺の「アナザースカイ」的な旅日記を。
トランスファーにたった「25分」しかないという絶望的な状況で、アムステルダム空港を全力で駆け抜けたというのに、結局は乗り継ぎ便に40分の遅れが生じるという “オチ” を食らった俺。

搭乗予定の飛行機に荷物が積み込まれる様子を見ながら、「テメェらの作業が遅ぇから俺の全力ダッシュが無駄になったんだろが!」と窓越しに怒りをぶつけていた。
でも頭の中では、『ひらけ!ポンキッキ』 で流れていた 『はたらくくるま』 が鳴り響いていた。

その後、本当にきっちり40分遅れで、乗り継ぎ便であるプラハ空港行きのオランダ航空(KLM)便がアムステルダム空港を飛び立った。
この便は不人気なのか席もスッカスカで、窓際をゲット。

成田からの便よりも小型の機体で、モニターも付いていなかったし、スタッフからも機内放送からも日本語は一切消え去っていたのだが、わずか一時間半のフライトなので全然構わない。
えぐり込むようなカーブを描きながらプラハへ向けて進路を整え、いざ加速。

そういえば、ここはチューリップの本場オランダ。
「大阪で会いましょう」企画でお馴染み、鶴見緑地にあったような風車が数え切れないくらいの台数でフル稼働しているのだろうが、いつかはそれらも肉眼で拝みたいものだ。

シートベルト着用サインが消えると、軽食が配られ始めた。
飲み物はビールをオーダー。
本日これで何食目かというほどの機内食だが、オランダ航空は「大食いユーザーに大人気」とかの特徴でもあるのだろうか。

てっきりサンドウィッチかと思っていたのだが、開けてみると「ブリトー」みたいな一品だった。
ビールとの相性もいい。
そういえば、オランダのビールは炭酸が緩かった。

オランダ人たちにアサヒの「スーパードライ」を飲ませたら卒倒するんじゃないか・・・・なんてことを考えながら美味しく完食。

アムステルダムまでの便は雲の上を飛んでいたので景色など楽しめなかったが、この便はわりと低い高度を飛んでいたので、ずっとこんな風景を眺めることができた。
ヨーロッパ大陸を南下していくような航路なので、常に陸の上を飛んでいるのだ。

やがて高度を落としながら、着陸態勢に。
本当にあっという間のフライトだった。

着陸すると、俺の座席のすぐ後ろにタラップが接続されたのだが、これはスタッフ専用らしく通らせてもらえなかった。
かなり機内後部の座席だったので、最後の最後に降りることになってしまった。

プラハ空港に降り立ったのが現地時間で18:30。
日本時間で25:30、つまり4月8日(日)の深夜1:30。
成田を離陸してから、14時間が経過していた。
もう俺のお尻は真っ平だ。

ただでさえ搭乗人数が少なかった上に、最後に機体を降りることになった結果、プラハ空港には俺以外の誰の姿も見えず。
「プラハって人が寄り付かない場所なのか?」なんて、少し不安すらよぎってしまった。

チェコは日本と違ってクレジットカード決済がメインなので、あまり現金を持ち歩く必要がないのだが、チップなどで小銭は必要となるので、とりあえず日本円で5,000円分ほどキャッシング。
これで懐具合の心配もなくなり、あとは旅行を楽しむのみ。

それから預け入れたトランクを待ったりしてから移動を開始。
プラハでの宿泊先となるホテル 『クラリオンコングレス』 に到着した頃には20時を回っていた。

大きくてきれいなホテルなのだが、観光の中心地である “旧市街地” から地下鉄で6~7駅ほど離れているのが残念ポイント。
さっそくチェックインの手続きをしてルームキーを渡されたのだが、ここでまたも事件が。

「ROOM NUMBER」(ルームナンバー)に書かれている文字が、“¥265”。
その下に書かれている文字は、もはや暗号。
「265円」とは、「265号室」ということでいいのだろうか。
それとも、「お前は日本人だから265円チップを払え」という意味なのか。

さっぱり分からないので聞いてみると、「7265号室」とのこと。
これが “7” !?
クセが強い!
ちなみに下の欄は、“7,-10,4” とのことで、「4月7日~10日」という意味らしい。
“4” も読めねぇよ!

そんなハプニングも経て、部屋に入室してひと段落するも、この時間から中心街に出て食事をするのは現実的でない。
かといって、ホテルの周りには飲食店は皆無だったので、やむを得ず近所のスーパーに食料品の買い物へ。

チェコはユーロ圏に属しておらず、「チェココルナ」という独自通貨を利用していて、“1コルナ≒5円” ほど。
つまり、チーズが安いのだ。
ここに並んでいるものが、すべて100円前後ということになるので、まぁ安い。

そして缶ビールに至っては、500mlで約29コルナ。 つまり、145円。
「第三のビール」並みの価格だ。
瓶ビールになると、26コルナ(130円)という激安ぶりなのだが、部屋に栓抜きがあるかを確認していなかったので、この日はひとまず缶ビールで。

生ハムやらサラダやらチーズやらを買い、部屋に戻って「チェコ入国」を祝う晩酌スタート。
チェコのビールも、日本のものほどは炭酸が強くないのだが、黒ビールや地ビールのように渋さな苦みがあって、俺の大好きな味。
明日からの観光本番に胸をときめかせながら、チェコ入国の夜は過ぎていったのだった。
つづく・・・・
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【今日の一言】
今日・明日は仕事という人も多いでしょう。 俺は今日は午後だけお仕事で明日はお休み♥
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