春眠暁を教え込んでみた
今日は職場の健康診断のため、昨夜からラマダン(絶食)に突入している局長です。
バリウムを飲むのです。 少しでも体重を落とそうなどという小賢しい手段じゃないですよ。
――― さて、少し前の週末のお話。

お昼も過ぎて14時くらいだっただろうか。
いろいろと疲れもあって死んだように寝ていた俺だが、目が覚めると真熊が散歩を期待して目を輝かせながら笑顔で俺を見つめていた。

その横で、寿喜が気持ち良さそうに眠っている。
毛布一枚使用にすると、猫たちが全員俺の上に乗ってきてしまうので、動物たち用にもう一枚用意してあるのだが、なぜか決まってその境目で眠る寿喜。

なんて気持ち良さそうに眠る猫なのだ。
確かに毛布の感触に包まれながらお昼頃までゴロゴロするのは、誰にとっても至福の時間とも言えるが、普段から寝てばかりの猫にとっても同じ幸福感だったとは。

悩みなんて何一つなさそうな大あくび。
俺もこうして日がな一日、毛布の中で寝て過ごしたい。

毎日こんな時間を過ごしているのかと思うと、なんとなく腹立たしく思えてきたので、これから散歩に行く真熊と違って「起きる理由」など何もないにもかかわらず意味なく起こしてみた。
どうやら、まだ起きる気は毛頭ないらしい。

「春眠暁を覚えず」を実践しようとでもいうのだろうか。
それなら俺は、親として “春眠の暁” をコイツに教え込んでやらねばなるまい。
いつの季節にも、夜があればその次には朝(暁)が来るのだから。

すると、俺からのスキンシップを拒絶し始める寿喜。
まぁ人間でも、気持ち良く寝ているときにイタズラされるのは不快なものだが。

野良猫時代は外の物置小屋の下などで寝ていたのだろうが、こうして毛布の気持ち良さを覚えてしまうと、そりゃ野性味も警戒心も消え去ってしまうのだろう。
こんなノリで、少しばかりちょっかいがしつこかったのだろうか ―――

目が覚めてしまったらしい。
いや、すでに20時間近く寝ているのだから、もう充分だろうが。
たまにはネズミの一匹も捕まえてこい。 (本当に捕まえてきたらドン引きするけど)
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春眠暁を覚えないなら体に叩き込むまでさ。

気持ち良さそうに眠る寿喜に愛のクリックを。
【今日の一言】
これだけ医学が進歩しても、バリウムと排出の苦労だけは変わらないから不思議だ。
| 寿喜 | 02:50 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑