シーズン前の芝刈り 【前編】
大相撲の暴力問題で、被害者側の立場として協会との対立姿勢を明確にしている貴乃花親方なのに、まさか自分の部屋から新たな暴力事件が起きてしまうなんて。 局長です。
――― さて、こちらも久しぶりに再開する、停滞中のレギュラーコンテンツ。

「自宅ドッグラン」、つまり我が家の庭の芝生メンテナンス奮闘記。
昨年は、過去類を見ないレベルの雑草被害と異常気象に苦しみ、除草剤を撒こうにも雨がつづいて作業ができなかたりと、満足のいくメンテナンスが何一つできなかった。

「チドメグサ」という雑草に侵されたエリアは、芝を張り替えるという大掛かりな改修作業を強いられたものの、その後のメンテナンスすら思うようにいかなかった。
結局、芝刈りもできないままに芝生のシーズンオフ、つまり “休眠期” に突入してしまい、伸びきった状態で枯れさせてしまっていた。

そんなところへ3月に入り、気候が急激に温かくなってきた。
芝生が再び青くなる “本シーズン” の到来が早まりそうな状況となってしまったので、先週の日曜日に大慌てで芝刈りを敢行することに。

しかし、スタートが遅れてしまい、芝刈りの最中に辺りは真っ暗になってしまっていた。
先週の火曜日、ちょっと野暮用があって早く帰宅していたので、改めて芝生を確認してみると、刈り具合が全然甘かった。

このままでは今シーズンは芝生が育たないと焦りを覚え、時刻は夕方ではあったが大急ぎで芝刈りを再度実施することに。
ついでに、リビングで暇そうにしていた真熊も庭に連れ出してみた。

まずは “サッチング” 作業。
これはポメラニアンで例えるなら、すでに抜けてしまっているものの他の毛に絡まったまま残ってしまっている “浮き毛” を、ブラッシングによりきれいに取り除くこととまったく同じ内容である。

浮き毛が残ったままだと、通気が悪くなってしまい、皮膚が荒れたりしてしまうことと同じで、芝生もこの “サッチ” を取り除いて通気を良くしておく必要があるのだ。
小一時間にわたり黙々とサッチングをつづけ、ようやく芝刈りのやり直しに。

作業をしながら、ふとリビングを覗いてみると、にいなが稚葉に毛づくろいをしてあげていた。
完全に尻に敷かれた亭主の姿だ。

若い嫁さんをもらってしまうと、こういう生活になってしまうのね、男って。
そんなことをしていると ―――

“隣のお婆ちゃん” が出てきた。
すると、さっきまで退屈そうに浮かない顔をしていた真熊だったが、垂直立ち上げの如くテンションが一気に急上昇。

そういえば、真熊はお婆ちゃんと久々の再会かもしれない。
俺は雨戸を開けるタイミングなどで、ちょいちょい顔を合わせているが、よくよく考えてみると真熊は今年に入ってからまったくと言っていいほど会えてなかった気がする。

そしてこの日、俺はお婆ちゃんについて大きな過ちを犯していたことを知らされた。
“大正15年生まれ” と紹介してきたお婆ちゃんだったが、本当は “大正14年生まれ” で、今年93歳になるそうだ。

来年の天皇退位による皇太子様の天皇即位を迎えたら、実に4代の天皇陛下を見てきたことになるなんて、まるで “歴史の証人” じゃないか。
このまま日本のご長寿記録を更新するくらい長生きしてほしいものだ。
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窓越しのこの目つきのメス猫にも一応・・・・
【今日の一言】
貴乃花部屋の貴公俊、親方を取り巻く状況を考えられなかったのかな。 阿呆めが。
| 自宅ドッグラン計画 | 02:36 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑