想定外の通院奮闘記
山中慎介のボクシング世界戦、残念でしたね。 ウェイト問題はあったけど、それでも一方的な試合だったから、やっぱり年齢的な衰えなのかなぁ。 でも、今までよくやった! 局長です。
――― さて、二週間くらい前の週末のお話。

この日は夕方からのっぴきならない事情があって、珍しくツンデレ猫の稚葉だけを連れて、ある場所へと来ていた俺。
お分かりだろうか?

ここがどこだか。
賢明な読者のアナタなら、お分かりだろう。

そう、我が家の動物たち4匹にとっての、掛かり付けの動物病院。
ちゃんと稚葉も気付いたようだ。
ひとまず、診察台(兼)体重計に乗せる。

体重は3.64kg。
ほぼ変化なしで、安定している。

さっそく獣医師による診察が始まる。
それはそうと、まだワクチンのシーズンでもないのいうのに、稚葉は一体何ゆえ病院に連れて来られたのか。

実はここ1~2週間にわたり、左後ろ足のみ、ピンポイントで血がにじんでいたのだ。
肉球ではなく、指の間。
擦り傷や切り傷とも違う、肌荒れのような炎症のような。

しかし、野良猫キャリアの長かった稚葉にとって、動物病院という場所は恐怖以外の何物でもないらしい。
この獣医師の先生の存在は、しっかりと脳裏に焼き付いているようで、拒絶反応を示していた。

そんな稚葉の心の叫びや、足をバタつかせる些細な抵抗など一切お構いなしに、先生は黙々と症状を探っていく。
答えはすぐに見つかったらしい。

何かのウィルス性の炎症とのこと。
抗生物質の薬を毎日服用させたいようだが、稚葉に飲み薬を投薬という行為はさすがにハードルが高すぎる。
なにせ家の中で捕まえるのさえ大変なのだから。

そこで、二週間くらい効き目を持続できる抗生物質の注射に変更。
首の皮にブスっと一射しして終了。
稚葉も痛みを感じなかったらしく、注射を打たれたことすら気付いていないようだ。

併せて、荒れている個所に塗り薬を塗布して診察と処置は終了。
エリザベスカラーを巻くことになると想定していたのだが、思いのほか大したことなかったようで、こういうのを「不幸中の幸い」とでも言うのだろうか。

家でも塗布しなければならない塗り薬を処方され、診察料金を支払い、いつも俺の代わりに写真を撮りつづけてくれるVT(看護師)さんに御礼を告げて、病院を後にした。
しかし、軽傷で済んだというのに、なぜか稚葉だけは怒り顔だ。

病院への往復は、キャリーに入れて車へ乗せている。
帰宅して、リビングに入ったところで、そのキャリーから稚葉を出して、ハーネスを外してやる。
すると ―――

やっぱり怒ったまま、どこかへ消えてしまった。
血がにじんでいる足を心配して、決して安くはない診察料を払って病院に連れて行ってやったというのに、なんたる恩知らずか。
でも、まぁ大したことなくて良かった良かった。
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【今日の一言】
山中慎介、このまま現役引退するみたいですね。 もう35歳。 本当によく頑張りましたよ。
| 稚葉 | 07:23 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑