反復練習と蓑
そんなことより昨夜は見ましたか? 『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』 とか呼ばれる、いろいろなミラクルが重なった皆既月食。 幻想的な世界でしたね。 局長です。
――― さて、ワンブレイクしたところで、終焉に向かってラストスパートをしなくては。

お正月に遊びに行った “千葉の両親宅” レポートの続編を。
少し大人になり動物との距離感を覚えてきた元 “アンゴルモアの大王”、お隣のキッズたちと「自宅ドッグラン」で楽しく遊んでいる真熊。

たまに俺の存在を完全に忘れているっぽい様子が見受けられるので、適度なタイミングでいろいろな指令を出してみる。

そのたびに、「やべぇ、父上いたんだっけ!」 みたいな慌てた様子で指示に従う真熊。
以前にテレビで観た、消灯して眠りに落ちるたびに「緊急指令」などのテストを繰り返す自衛隊の新人訓練を彷彿とさせる反復練習。

そんなことをしつづけていると、辺りに人がいなくなっていることに気付いたらしい。
二本足立ちしているから、視野が開けているのだろうか。

ドッグラン内での遊びに飽きてしまったキッズたちが、“志熊” を連れて出て行ってしまったのだ。
俺への “忠犬アピール” に夢中になっていた真熊は、完全に取り残された格好だ。
それに気付き、後悔にも似た悲痛な表情を見せてくる真熊。

志熊は縁側に回って、キッズたちが追って来るのを待っている。
普段は “親父” とのマンツーマン生活なので、こうして他の人たちと遊ぶのは新鮮なのだろう。
無愛想だが、本人なりに楽しんでいるのだと思う。

それはそうと、志熊は何かシルエットが不自然だ。
毛の末端が “ぶつ切り” のような感じで、例えるなら昔の人が雪のときに着る「蓑」のような。

真熊以上に毛量がすごくて、さらに毛足も長いせいだろうか。
口の周りも 『のらくろ』 みたいだし。
【以下、番外編】

冒頭に綴ったとおり、昨夜は数年に一度の天体ショーが見られる奇跡があった。
一番ベストな時間帯は、広瀬すずのドラマがあったため見ることができなかったのだが、終わると同時にベランダに飛び出して写真撮影。
しかし、軒がフレームインしてしまうので、外へ出て再び撮影。

俺の所有する安っぽい望遠レンズと三脚では、これが限界だった。
しかも、残念ながら完全な月食が終わり始めていて、地球の影を外れた向こう側から月の光が見えてきてしまっていた。
子供の頃に見た 『ハレー彗星』 同様、古(いにしえ)の人たちが大騒ぎしたのも分かりますよね。
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【今日の一言】
今日の夕方あたりからまた雪が降るらしいですね。 こりゃ今夜も雪下ろしかな・・・・
| 真熊の子供 | 06:48 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑