失意の真熊 | 冬キャンプ 2017
お正月休みが終わり社会復帰して、ようやく最初の花金です。 長かったです。 局長です。
この一週間は、社会人ってこんなに大変だったっけと思うほど頭の回転が悪いままでした。
――― さて、残すところ本日を含めてあと2回となった「冬キャンプ」のレポート。

極寒の中で決行した “カディ家” と合同の冬キャンプも二日目を迎え、朝食と珈琲も済ませたところで、あとは11時のチェックアウト時刻までに撤収作業を完了させるべく、ひたすら奮闘していた4名の大人たち。

そんな時間的な焦りからか、カディに構ってもらおうと真熊が必死にアプローチを掛けるも、一切相手をしてもらえずにいた。
「なんだよ、この肉団子!」
きっと真熊はそんな思いだったことだろう。

「せっかく昔からのよしみでカディを優先したのに、そんな対応ならもういいわ!」
とばかりに、今度はカナちゃん(カディの女房)にターゲットをシフト。
思い切り甘えるつもりらしく、腕までつかんで積極的にアプローチを仕掛ける真熊だったが、あの優しいカナちゃんまでが無慈悲なまでに鉄のカーテンを閉めるが如く “鬼スルー”。

今なお結婚当初と変わらない仲の良さを見せ付ける二人は、時間的な制約はあるものの撤収作業も二人で協力し合いながら順調に消化。
完全に真熊を視界から弾き出していた。

俺もテントの解体に奔走していたので、当然だが真熊の相手などしている暇はない。
誰も自分を構ってくれないという、図らずも真熊にとってもっともダメージの大きい仕打ちとなってしまっていた。

去年の6月から二週に一度のペースでキャンプをしているだけあり、こんなシチュエーションはもう慣れっこになってしまっているのだろうか。
“菩提” は誰に指示されるわけでもなく、ずっと大人しく一人で遊んでいた。

キャンプのスタートからエンディングまでの一連の流れをまだ理解できていない真熊にとっては、きっとキャンプの印象は良いものではなくなってしまっただろう。
これだけ不満を顔に出せるポメラニアンも、世の中にそうはいないはずだ。

仕方なく・・・・
本当に嫌々な表情で菩提に合流する真熊。
そう、今の真熊を相手してくれるのは、この “天敵” 菩提の他にはいないのだ。

しかし、当の菩提はそれまで散々真熊に冷たくされたせいか、今さら真熊に興味を示さない。
マーキングに夢中になっている。
“地面が友達” みたいな感じだ。

あれだけ徹底したシカッティングを繰り返していたのだから、そりゃ報いの一つも受けることになるのだ。
ホットサンドを食べていたときの弾けんばかりの笑顔は完全に消え失せ、死んだ魚のような目になってしまった真熊であった・・・・
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ただ構ってもらいたかっただけなのに・・・・
【今日の一言】
日本海側がえらい大雪になっているようですね。 そろそろ関東にも雪が降るのだろうか。

| 真熊のキャンプ | 07:39 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑