帰り支度で衝撃の言葉 | 冬キャンプ 2017
成人式の日に、晴れ着の販売&着付けの業者がドロンするという前代未聞の事件が起きていたんですね。 野郎はともかく女性は思い入れが強いのに、ひどい話です。 局長です。
――― さて、本当にそろそろ終わりますので、この「冬キャンプ」レポート。

どうやら意識高い系キャンパーであるらしい “カディ” が用意してくれた、シャレオツな朝食 “ホットサンド”。
そこから漂う卵とベーコンの美味しそうな匂いに完全にテンションMaxになっている真熊。

ただでさえ短いマズルが完全に覆い隠されるほど、舌を大きく広げて「ぺろっ」っと気合いを入れている。
真熊の場合、目の大きさからテンションの度合いが判別できるのだ。

あまりに欲しがるので、トースト部分を少しだけ食べさせたのだが、それが失敗だった。
余計に催促がしつこくなってしまった。
犬のくせにホットサンドの味に目覚めてしまったのだろうか。

俺が食べさせずにいると、今度はカナちゃん(カディの女房)の元へ。
お尻をフリフリしながら二本足立ちで、スッポンのようなしつこさを見せる。
常にお腹を空かせたポメラニアンみたいで、逆に俺が恥ずかしいじゃないか。

ホットサンドを食べ、食後の珈琲も飲み終わったところで、いよいよ帰り支度を始めなければならない。
キャンプ場にも当然「チェックアウト時間」が設けられているのだが、どこも概ね11:00なのだ。

これだけの大荷物を再び車に運び入れ、且つ大きなテントも撤去して折り畳むという作業は、実は相当な工数と時間を要する。
つまり、ぬくぬくしている真熊と “食後の抱擁” なんてしている暇すらないのだ。

冬キャンプにおける撤収作業での厄介事といえば、「結露問題」。
外は寒いのに、テント内はストーブやら石油ファンヒーターやらで熱しているので、テント生地の内側にはびっしりと結露による水滴が。

それらをすべて拭き上げるだけでなく、乾かして湿気を除去しないと畳んだ後にカビが発生してしまうので、時間がないにも関わらず時間を掛けて換気する。
その間に、今回の4名で記念撮影。
グループキャンプ、通称 『グルキャン』 は思いのほか楽しかったぞ、カディよ。

撤収作業を急ピッチで進めつつも、カナちゃん的にはまだ納得のいく “インスタ映えする菩提” の写真が撮れていなかったのだろうか。
テントを解体するカディの横で、かなり腰を落としながらカメラで菩提を追いつづけていた。

その後も両家共に一心不乱で撤収作業を進めるが、犬たちはまったく構ってもらえないという状況に退屈してしまったらしい。
テントを畳むカディの元へ、遊んでもらおうとアピールに行く真熊。
最初はそんな真熊のアピールに応えてあげていたカディだが ―――

ついに衝撃の本音が・・・・・
チェックアウト時間に追われて焦りも生じていたのか、あの優しいカナちゃんですら 「うん、まぐちゃん邪魔!」 と強めに言い放っていた。
「時間」は人の本音を暴き出してしまう危険なファクターなのかもしれない。
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ホットサンドに魂を奪われている真熊にクリックを。

愛想を振りまいているのに「邪魔」だなんて。
【今日の一言】
自分の成人式のこと、けっこう鮮明に覚えているのに、もう24年も経っているなんて・・・・

| 真熊のキャンプ | 04:08 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑