キャンプ飯(朝食編) | 冬キャンプ 2017
昨日から2018年が本格始動した感じだと思いますが、頭は機能していましたか? 電波が届くか圏外かギリギリの位置にいるワンセグのようなパフォーマンスだった局長です。
――― さて、ようやく終わりが見えてきた「冬キャンプ」のレポートを本日も。

“カディ” 特製のキャンプ飯、インド人も引くくらいクオリティの高いカレーを堪能したところで、最後はキャンプファイヤーで締めるべく再び外へ。
さっきまでダッチオーブン用に炭を起こしていたバーベキューを、焚き火に切り替える。

人は何ゆえこんなにクソ寒い中でも、火を見ると気持ちが落ち着いてくるのか。
きっとテントの中でストーブに当たっていたほうが温かいのだろうが、それでもこうしてキャンプファイヤーを囲みたがる不思議な人間の性(さが)。

犬たちも一緒に火を囲み、見かけに反してお酒が好きでないカディを除く面々で乾杯して、このハードスケジュールだった一日を労い合う。

空気がきれいだからか、星空もきれいだった。
俺の頭の中では、『星空のディスタンス』(アルフィー/1984年)がエンドレスで流れていた。

寒さと局所的な温かさが重なると、眠気をもよおすのは人も犬も同じ。
“菩提” も真熊も睡魔に襲われ始めていた。
こうして、設営やら食事の支度やらに働きっぱなしだった初日が、静かに幕を閉じていった。

夜が明けて翌朝。
真熊のトイレのために目を覚ますも、ビックリするくらいの寒さだった。

車にも霜が降りていた。
その前に、カディは俺と同じ職場のはずだが何ゆえこんな高級車が買えるのだろうか。
上流階級の車じゃないか。

落ち葉もこのとおり。
霜が寒さを物語っている。

テントの中に置いてあった真熊の飲み水すら凍りかけていた。
冬キャンプは下手すると凍死のリスクを生じるくらい寒くなることを改めて痛感した。

トイレを済ませてスッキリした真熊は、再びホットカーペットの上でぬくぬくとくつろぎ始め、それを見ていた俺もまた二度寝という幸せな世界に落ちていく。
しかし、すべての食事を仕切るカディから朝食の準備ができたという連絡が。

眠気まなこでムニュムニュ言いながらもカディ家のテントへ移動すると、またもカディが何やらシャレオツなメニューを調理している。
子供の頃はボーイスカウトに所属しいたというので、てっきりサバイバルナイフ一本で魚を捕まえて丸焼きにしたりするのかと思いきや、実は何から何まで現代的だ。

キャンプ飯(朝食)の定番、“ホットサンド” の出来上がり。
前夜の残りの焼きそばやら「チキンラーメン」なんぞを食べていた前回の俺とは大違い。
「コールマン」の焼き印まで付いている。

さらに、「クラムチャウダー」まで。
仕事では一切マメな姿を見たことがないカディだが、キャンプになるとこんなに異なる顔を見せるなんて、違和感が半端ない。

真熊も、次から次へと漂ってくる美味しそうな匂いに、眠気も一気に覚めたらしい。
目は小さいが。
ということで、ホットサンドとクラムチャウダーを、いざ実食。

美味い。
卵とベーコンを挟んだそれは、とても優しい味だ。
真熊まで食らい付いてくるほど美味かった。
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カレーにつづき今度はホットサンドに夢中。
【今日の一言】
昨日はいきなり春の陽気でしたね。 間違えてスギが花粉を噴霧したのか目が痒かった。

| 真熊のキャンプ | 07:25 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑