ハイレベルのキャンプ飯 | 冬キャンプ 2017
相撲界にまたも不祥事が起きましたね。 閉鎖的すぎる独特な世界が災いしているのでしょうか。 横綱白鵬の取り口にも問題があるし、明るい兆しが見えませんね。 局長です。
――― さて、ちょいちょいストップしてしまっている例のレポートを再びスタート。

そう、12月9~10日の土日に、“カディ夫妻” に誘われて決行した「冬キャンプ」。
完全に 陽も落ち、晩ごはんの支度に勤しむ我々一行。
気温も5℃を切るほどの極寒だった。

食事関係はすべてカディが仕切るというので、その指示のままに自分の意思を何一つもたず動く俺とカナちゃん(カディの女房)。
玉ねぎとセロリを炒め、そこへすりおろしたニンニクと、初めて耳にするような香辛料を混ぜる。

当のカディはメインの素材となる骨付きのチキンを、蓋にも炭を乗せて蒸し焼きにできる「ダッチオーブン」を使って調理していた。

チキンが仕上がったところで、俺が担当していた炒め終わった玉ねぎを投下。
あとは前夜にカディが一人、キッチンで秘密の調合をしていたという香辛料を混ぜて、グツグツと煮込んでいく。

この頃には、犬たちもテント内に移動していた。
我々は、鍋を煮込んでいる間に交代でお風呂に入りつつも、これまたカディの指示どおりにサイドメニューを作ったりしていた。

エビの背ワタを取るという、実に地味な作業を延々と繰り返したり、カディ夫妻がお風呂に行ってしまったことで不安が募って急に甘えてきた “菩提” の相手をしたりと、なかなかどうして暇にはならなかった。

真熊は、少しずつ漂ってくる匂いに興味をそそられていた。
その横で、菩提は妙にキャンプ慣れした感じを臭わせていた。

カディも風呂から戻り、正式名称は忘れてしまったがサイドメニューの「エビのオリーブオイル和え」っぽい一品が出来上がり。
ちなみに、カディ夫妻はエビではなく “シュリンプ” と呼んでいた。

そして、煮込んでいたメインメニューも完成。
キャンプの定番、カレーである。
しかし、その辺のカレーとはレベルやクオリティが違い過ぎている代物だ。

カディが戻ってきたことで不安が消え、急に態度に余裕が出てきた菩提。
真熊は、もはや漂ってくる匂いのみをロックオン状態だ。

こうして、この日の夕飯、すなわち “キャンプ飯” が完成。
市販のカレールウを使わない、こだわりの強すぎる、インド人も腰を抜かすレベルの “チキン丸ごとカレー” だ。

「いや、一生食べない味だよ、この先も。
なぜなら、カレーなんて味の濃いものは食べさせてあげないから。」
完全に食べさせてもらえるものだと確信している真熊。

テーブル、食器、ランタンなど、いちいちシャレオツに揃えているカディ夫妻。
スプーンで簡単に崩れるくらいに柔らかく煮込まれたチキンとカレーをアテに、ビールを飲みながら他愛ない話に花を咲かせて、楽しい一夜は過ぎていった。
そういえば、珍客も訪れた。

写真では分かりづらいと思うが、野生のタヌキである。
多分このキャンプ場に普段から出入りしては食べ物を漁っている子なのだろう。
テント内に入ってくるんじゃないかという距離まで寄ってきていた。
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カレーは匂いだけしか楽しめなかった犬たちにも。
【今日の一言】
今日から完全に日常生活へ舞い戻るんですよね。 脳みそが金曜日までもたなさそう・・・・

| 真熊のキャンプ | 01:52 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑