キッチンへの幻想
首都圏はどえらい雨です。 ちょっとした買い物に行くにもずぶ濡れです。 局長です。
東京モーターショーに行く計画も撤回しました。 テレビで卓球ワールドカップ観戦中です。
――― さて、そんなわけで他愛もない週末の我が家の光景を。

キッチンを見つめる猫たちの姿。
石油ファンヒーターの上ににいな、キッチンの扉の前に稚葉。
ただひたすらにキッチンのほうを見つめている。

「このチキン野郎が!」と言われるほど鶏肉ばかり食べる男として有名な俺だが、同時に面倒くさがりでもあるので、その調理方法は下味をつけてオーブンにぶち込むのみ。
そのため、加熱中はリビングに戻り別のことをしているのだが、猫たちだけはキッチンから漂う鶏肉の匂いに意識を持っていかれてしまうのだ。

普段の動物たちのごはんも、このキッチンで用意するのだが、その間もずっとドアの前で「ニャアニャア」と催促をしてくる猫たち。
どうやらキッチンという場所は “何か美味しいものが出てくる不思議な部屋” とインプットされてしまっているらしい。

我が家は築36年の古い家なので、今どきは珍しいドアによって仕切られた完全独立型の狭苦しい個室型キッチン。
それもあって、猫たちの中では “禁断の空間” として認知されているようだ。

真熊は、常に本能むき出しの猫たちとは違っている。
食欲が底なしであることは同じなのだが、理性はある。
もらえるかも分からないのに、キッチンを見つめながら、その前でずっと「ハチ公」のように待ちつづけるような意地汚いことはしない。

でも、実際に鶏肉が焼き上がって俺が食べ始めると、途端に先ほどまでの理性を放棄して “高速ガリガリ” を始めてしまうのだが・・・・
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キッチンが気になって仕方ない猫たちにも。
【今日の一言】
ちょっと早いけど年末の大掃除でも始めようかな。 雨でお出掛けできないから・・・・
| 日常 | 16:15 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑