現実逃避ポメラニアン
昨日は小田急線の車両に火事の炎が燃え移ってそのまま走行するというショッキングな映像を見て、イスから転げ落ちました。 ケガ人ゼロという奇跡にも驚きました。 局長です。
――― さて、今日を含めてあと2回くらいで終わる “日帰り伊豆ツアー” のレポート。

天気予報がいい方向に外れてくれたおかげで暑さが増してきた多々戸浜。
俺の仮眠もこの暑さで目が覚めてしまったところで、いざ毛皮を着込んでさらに暑いであろう真熊をクールダウンさせてあげるべく、いよいよ活動を開始。

ライフジャケットを着せてあげると、なぜか真熊は笑顔全開に。
これを着せられたら海に入れられることくらい分かっているだろうに、どうしたのか。
恐怖と拒絶感から、現実逃避が始まってしまったのだろうか。

ライフジャケットにつづきゴーグルを装着する頃には、もはや真熊のテンション危険水域に。
さっきまでの海を拒む姿が微塵も感じられない。
「入水フォ~~~~!」(HG風)みたいな表情になっている。

犬にもこういった精神の崩壊という現象が起こるなんて。
なんだか、真熊を追い詰めてしまったようで、逆に俺のテンションが急降下していた。

完全にイッちゃっている顔だ。
現実から背を向けている犬の姿が、そこにはあった・・・・

それでも俺は心を鬼にして、いざ真熊を入水させるべく砂浜を歩く。
よくよく考えてみると、鬼にする必要なんて一切ないのだが。

そして、満を持して “太宰治” バリの入水。
多々戸の海が、夏の暑さから俺たちを救ってくれようとしているような、刺激的な水の冷たさ。
「So cool!」と心の中で叫んでいた。

同時に、真熊の顔からは笑顔が消えていた。
さすがに現実世界に引き戻されたようだ。

体が海水の冷たさに慣れたところで、お決まりのレジャーを。
“多々戸のサーフィン犬”、“波乗りポメラニアン” として、毎年一度だけこの海に姿を現す、真熊のもう一つの顔を見せるときが来たのだ。
しかし、キリがいいので、本編はここで終了 ―――

食卓の向かい側の席から、無言の催促をしてくる無愛想な猫の視線を感じながら、明日の最終章をお待ちください。
ランキングに参加しています。 更新の励みに一日2ポチお願いします ―――

現実逃避でおかしなテンションになる真熊にクリックを。

ライフジャケットにゴーグルという完全装備。
【今日の一言】
電車って、そんなに簡単に火が燃え移っちゃうんですね。 不燃性の素材じゃないのかな。
| 真熊お出掛け | 02:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑