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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2017年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年08月

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芝生の張替え

灼熱の土曜日に、こんにちわ。

『くまのプーさん』 は、英題は 『Winnie the Pooh』 なのに、なぜ日本では「さん」付けなのでしょう。 ミッキーですら呼び捨てなのに、プーさんだけ敬称付きなのが気になっている局長です。



――― さて、忘れたころにやって来るのが、「自宅ドッグラン」メンテナンス・レポート。


20170722_自宅ドッグラン危機1

前回は、昨季のシーズンオフまでを綴ったが、本日からは年が明けた今シーズンのメンテナンス・レポートを。

2017年 5月28日の作業である。



実は、今シーズンの芝生は、「自宅ドッグラン」開設以来のピンチを迎えている。


20170722_自宅ドッグラン危機2

その要因は二つあるのだが、今回はまず一つ目のピンチについて。

これだ。
昨シーズンのレポートでも散々綴ってきた “チドメグサ” による被害。



20170722_自宅ドッグラン危機3

一見すると大したことないように見えるかもしれないが、コケのようにビッシリと地面を覆ってしまい、もはや芝生が生えてくることすらできなくなってしまう。

これまで何度も除草剤での駆除を試みたものの、結局は何も解決できなかった。



20170722_自宅ドッグラン危機4

もはや抜本的な改革をしないと何も変わらないと判断した俺は、意を決してスコップで丸ごと剥ぎ取ることにした。

ちなみに、「スコップ」と「シャベル」は西日本と東日本では呼び方が逆になっていることをご存じだろうか。



20170722_自宅ドッグラン危機5

東日本では、写真のこれが「スコップ」である。
「シャベル」は、片手で持てる小型のものを言う。

しかし、西日本では真逆となるので、写真のこれは「シャベル」となる。



20170722_自宅ドッグラン危機6

そんな豆知識と共に剥ぎ取られたチドメグサ。

ガチガチに固まってしまうので、そりゃ芝生なんて新たに生えることはできるわけない。
陽が当たらない塀際は、この厄介なチドメグサで占拠されつつあるのだ。



20170722_自宅ドッグラン危機7

「今さらテメェごときに血を止めてもらう機会なんてねぇんだよ!」
と罵りながら、ムキになって片っ端からチドメグサを剥ぎ取っていく。

4年前に、あんなに苦労して張った芝生が、こんなヤツらに荒らされてしまうなんて。



20170722_自宅ドッグラン危機8

すべてのチドメグサを剥ぎ取ったところで、デコボコに乱れた地表を「トンボ」で均す。

このトンボも、4年前の芝張り作業のときに自作したものだが、再び日の目を見る日がくるなんて、トンボ本人にとってもまったくの想定外だったろう。



20170722_自宅ドッグラン危機9

賢明に作業をする俺の脇で、今にも眠りに落ちそうな顔を見せる真熊。

毎回言っている気がするが、一体誰のためにこんな手間ひま掛けた肉体労働をしていると思っているのやら。



20170722_自宅ドッグラン危機10

地表を均し、粒上に固まってしまった土を崩したり解したりしたところで、今度は「あるもの」を大量に撒いて再び表面を均す。



20170722_自宅ドッグラン危機11

芝生の下地作り用の肥料だ。
これも4年ぶりに扱う資材である。



20170722_自宅ドッグラン危機12

下地ができ上がったところで、段差がないように真っ平に地面を固める。
板材を使って、リズミカルに踏み込んで固めていくのだ。



20170722_自宅ドッグラン危機13

これを怠ると、芝生の地表がボコボコになってしまうので、しっかりと踏み固める。



20170722_自宅ドッグラン危機14

そして、芝生のソッドを張っていく。

この小一時間前にホームセンターで買ってきていたのだ。
まさか、4年後に再びこの作業をするなんて夢にも思わなかった。



20170722_自宅ドッグラン危機15

あれだけ苦労して芝を張って、その後も精魂込めてメンテナンスしてきたというのに、本当に腹立たしいチドメグサ。

俺が今、この世でもっとも忌み嫌っている存在、それがチドメグサである。



20170722_自宅ドッグラン危機16

真熊の目には、きっと俺が “芝生イジリが唯一の趣味である孤独なオッサン” みたいに映っているのだろう。

こんなもん、放置しててもきれいに保てるのであれば、喜んで放置しているさ。



20170722_自宅ドッグラン危機17

とりあえずソッドは1束、10枚のみ購入したので、それらを等間隔に敷く。
そして、ソッドの間に目土を入れていく



20170722_自宅ドッグラン危機18

目土とは、タイル張りで言うところの「目地」と同じだ。
空間を埋めると同時に、表面の高さを合わせるのが目的。

芝生の場合、この目土の下を、芝生の匍匐茎が伝っていって、やがてすべてが芝生でつながるのだ。



20170722_自宅ドッグラン危機19

写真を撮り損ねてしまったが、目土はソッドとも馴染ませるために、デッキブラシで擦り込んで、ソッドと同じ高さに均していく。



20170722_自宅ドッグラン危機22

ソッドも張り、目土で周囲も覆ったところで、再び平らに固めるべく板材を使って、リズミカルに踏み込んでいく。

このときの “脳内BGM” は、TRFの 『EZ DO DANCE』 が望ましいとされている。



20170722_自宅ドッグラン危機20

最後に、ソッドの四隅に “芝串”(目串ともいう)を打ち込んで、めくれを防止しておく。
この芝串は、天然竹を使用しており、芝生が根付く頃には土に還元するのだ。



20170722_自宅ドッグラン危機21

こうして、真熊のために汗だくになりながら芝生の(一部)張替えという大工事を行っている中で、当の本人は深い眠りに落ちていたのが、どうしても納得いかないのだが、とにもかくにも作業は無事に終了したのだった。






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誰のおかげで芝生で遊べているのか理解していない真熊。



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今もっとも尊敬している職業はゴルフ場の芝生管理。



【今日の一言】

「プーさん」と呼ぶのなら、ディズニーの主人公である彼は「ミッキー兄さん」と呼ぶべきでは。
 


20170615_ダニエル・ウェリントン4
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| 自宅ドッグラン計画 | 17:11 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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