石油ストーブの怪 2017
首都圏はいつもより寒いくらいの普通の冬の陽気だというのに、他の地域は全国的に雪が降っているようですね。 広島とか名古屋でも。 雪に不慣れなエリアは大丈夫かな。 局長です。
――― さて、昨日少しだけ臭わせた寒さ対策設備をもう一つ投入した件。

なんのことはない、石油ストーブである。
昔ながらの暖房設備であり、灯油を燃料とし、燃焼熱を使用して加熱する暖房器具だ。
詳しくは、3年前の記事でも綴っているので、興味があればご参照を。

しかし、この石油ストーブ、猫にとっては心をくすぐるたまらなく魅力的な設備らしく、毎年これを投入すると、すぐに集まってくるようになる。
暖房機能という面では即効性のある石油ファンヒーターもこれまでどおり併用しているのだが、石油ストーブを投入した途端に見向きもされなくなってしまう。

不思議なのは、石油ファンヒーターの上には飛び乗るくせに、石油ストーブに対しては絶対にある一定以上の距離には近づかない。
猫の危険察知の本能なのだろうか。

石油ストーブの前では、普段は仲の悪い二匹も自然と寄り添ってしまう。
熱と一緒に、とても不思議な魅力も放つ暖房機器。

当然だが、普段から仲のいい二匹は、石油ストーブの前でも文字どおり熱々だ。
今までは狭苦しい石油ファンヒーターの上で寄り添っていた二匹だが、もはや見向きもせずに石油ストーブのみを見つめている。

まるで生まれて初めて梅干を食べたかのような顔をしながらも、じっと石油ストーブの前から動かない稚葉。
心地よいのか? そんな顔しているのに。

しかし、俺が心配しているのは、にいなだ。
毎年のことながら、石油ストーブを出してからのにいなは、腑抜けっぷりが半端なくなるのだ。
いつ見ても、行き倒れた猫のような姿でここに伸びきっている。

一週間前の1月7日に石油ストーブを投入したのだが、そこから今日に至るまで、点火されている間は常にこの姿しか見せていないにいな。
伸びきった猫の石像のようだ。

寿喜や稚葉は、かまくら型ベッドや石油ファンヒーターの上など、そのときの気分によって様々な場所を使い分けているのだが、にいなだけは石油ストーブと紐でつながっているかのように依存してしまっている。

そのあまりにグダグダな姿には、さすがに女房も心配になってきたらしい。
大丈夫だろうか、にいな。
春までこの調子なのだろうか。
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しわくちゃな顔をしながらも動かない不器用な猫にも。
【今日の一言】
こりゃ首都圏も近いうちにドカ雪が来そうだな。 心配だな。 何よりイヤだな・・・・

ひょんなことから三度目の 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターやってます。
| 日常 | 14:58 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑