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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2016年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年02月

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失意のどん底へ

新しい週に、こんにちわ。

いよいよ今日から完全に日常生活が再開してしまうのですね。 家賃収入とかで遊んで暮らしていけないかとか考え始めちゃっている局長です。 不動産もないのに。



――― さて、少しお休みしていた12月24日(土)のお話のつづきを。


20170110_失意のどん底1

行き付けのドッグラン 『チビクロハウス』 に来ていた俺と真熊。

先客の飼い主さんたちへの真熊による挨拶回りも終わり、ようやくテンションが落ち着いてきた様子だ。



20170110_失意のどん底2

そこで俺もワンブレイクすることに。

ここのドッグランに来たら、俺の同級生女史が焼くケーキを食うべし。
ということで、この日のケーキとほろ苦い珈琲をオーダー。



20170110_失意のどん底3

しばらくしてオーナーさんが俺の座る席にケーキを持ってきてくれると、その様子を見ていた真熊がにわかにソワソワし始めた。

その姿はまるで、古びた旅館にありそうなタヌキの剥製みたいだ。



20170110_失意のどん底4

この日のケーキは、かぼちゃのそれだった。

ケーキは評判どおりに最高の味だが、実は俺クラスになると珈琲のほうにも着目しているのだ。
美味しいのだ、珈琲も。



20170110_失意のどん底5

すると、こんなときだけ犬の嗅覚をフル稼働させた真熊が全力疾走で駆け込んできた。

自分のためのケーキだと勘違いしているのか、もしくは当然シェアしてもらえると思い込んでいるのか、とにかく会心のスマイル全開である。



20170110_失意のどん底6

残念だが、これは人間用、つまり俺が食べるためだけのケーキ。
ほろ苦い珈琲と共に、週末の午後にちょっとした彩りを加えてくれる甘いエッセンス。



20170110_失意のどん底7

それなのに、大きな期待に満ちた、えらい澄んだ瞳で俺を見つめてくる真熊。
思わずこの写真を今年の年賀状に使用してしまったくらいにいい笑顔だ。



20170110_失意のどん底8

しかし、一向に食べさせてもらえないどころか、いつものように向かいの席に座らせてすらくれない俺の態度に、さすがに何かを感じ始めたらしい。

少しずつ笑顔が消え始めた。



20170110_失意のどん底9

そして、露骨なまでにガッカリした表情に。

悲しさ、切なさ、寂しさ、虚しさ、あらゆる負の感情を表しているではないか。
ポメラニアンのくせに。



20170110_失意のどん底10

すると、二本足立ちすらやめて、さらに哀愁が漂う目つきで俺を見つめ始める真熊。

古来、「目は口ほどに物を言う」とはよく言ったもので、俺を責めているのが分かり過ぎる目だ、これは。



20170110_失意のどん底11

俺はただ同級生女史が焼いているケーキを食べたかっただけで、愛犬に対して酷い仕打ちをしているわけではない。

だのに、何ゆえこんな目で見つめられなければならないのか。



20170110_失意のどん底12

な・・・・、なんかゴメンな・・・・・





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真熊が挨拶回りしている隙にオーダーすべきだった。



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【今日の一言】

今週から衝撃的な寒さに見舞われるようですね。 花粉症はイヤだけど早く春になってほしい。
  


20161225_ダニエル・ウェリントン3

ひょんなことから三度目の 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターやってます。
 

| ドッグラン | 01:54 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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