煩悩との孤独な戦い
昨夜、『SMAP×SMAP』 を観ましたが、画面の中ではメンバー同士うまくやれているように見えるのに、やっぱり関係の修復はできないのでしょうか。 改めて残念な思いの局長です。
――― さて、一昨日の日曜日のお話。

この日の天気予報では「シャレにならないくらいの極寒になる」とのことだったので、南国民並みに寒さが苦手の俺はドッグランなどアウトドアでのお出掛けを回避し、家の中でゴロゴロとローリングしていたのだが、18時少し前に真熊を連れてここへやって来た。

当ブログではお馴染みのドッグカフェ 『Smiley Smile』(スマイリースマイル)。
『その後のサザビー』 のオフ会後に、西の民を連れてやって来たとき以来だろうか。
ちょっと久しぶりな気がする。

ただでさえ「ブログ用の写真ストックが底を突いた」と大騒ぎしているのに、寒さを理由にどこへもお出掛けしなかったら、今週のブログは文字だけでの更新という大惨事になってしまう。
にも関わらず、なぜだかこの日は眠くて眠くて仕方なく、こんな時刻までずっとソファで猫たちを体に乗せながら眠りに落ちていたのだった。

そんなことより、お店に入ってからの真熊は、いつものように大はしゃぎするわけでもなく、ずっと鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしている。
「おぃ、どうした? キサマ」

そう、人っ子一人、誰もいなかったのだ。
この日に限っては、ラストオーダー時刻間際に駆け込むようないつものパターンではなく、そこそこ余裕をもって入店したというのに、なぜだか貸切状態に。

まぁ、それはそれで静かに落ち着いたディナーを楽しめるかもしれない。
ということで、さっそく新メニューの「高菜と明太子の石焼きチャーハン」(…だったかな?)をオーダーしてみた。

“店長” によると、今後はこの石焼きメニューを推して増やしていく予定らしい。
そのために、ここ一ヶ月ほどかけて石焼き鍋に油を塗っては熱処理を繰り返して “育ててきた” という。
実際にごはんを炒める作業も、やってくれた。

「ジュゥジュゥ」と音を立てながらごはんを炒める店長と、初めて目にする不思議な光景に、どうリアクションすればいいのか分からず途方に暮れている真熊。
でも、なんとも美味しそうな匂いだけは漂ってくる。

しかし、人間のごはんは絶対に食べさせてもらえないことくらい痛いほどよく分かっているので、「自分は別に食べたいなんて思ってない」的な、興味のないような態度を見せてきたりする。

容赦なく漂う匂いの中で、必死に煩悩と戦う真熊。
自分にもちゃんとイノシシ肉がオーダーされていることなど露知らず、目の前の匂いと対峙することに精一杯になってしまうなんて、悲しいくらいに視野の狭いポメラニアンである。

結局、ごはんが炒め終わったときには、明らかに「自分も食べたいモード」の笑顔になってしまっていた。
残念ながら、煩悩には完敗したらしい。
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相変わらずポイントがちゃんと加算されないランキング。

新メニューの石焼き鍋は犬の嗅覚を刺激するらしい。
【今日の一言】
キムタクもバッシングの中心だけど、いつもどおりにやろうと必死に頑張ってる様子だった。
| ドッグカフェ | 02:04 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑