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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2016年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年08月

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対価の笑顔

7月最後の花金に、こんにちわ。

ようやく関東地方も梅雨明けしましたね。 なんとか7月中に夏に入れた感じですかね。
これでいよいよテンションも夏仕様になります。 武者震いしている局長です。



――― さて、とくになんてことはない先週末のお話。


20160729_お散歩1

俺が局長を務める「とある組織」の面々と、とある競技の大会に出場していた俺は、せっかくの週末ではあるが真熊をお出掛けに連れて行ってあげられなかった。

そこで、せめて明るいうちに夜の散歩をさせてあげようと、大会から帰宅するや否や真熊を連れ出した。



20160729_お散歩2

時刻は18時を回ったあたりだった。

その一方で、9年にもわたる日々の中で、車に乗せない限りは近所を歩くだけだということを、きっちり理解してしまっている真熊。

少しくらい時刻が早くなろうが、いつもの散歩コースでは相変わらず笑顔一つ見せない



20160729_お散歩3

この時点では、まだ梅雨は明けていない。

だが、ヒマワリが元気に咲いていた。
夏はもうすぐだと自分に言い聞かせ、テンションを高めにキープする俺。



20160729_お散歩4

蒸し暑い中、40代の肉体を酷使して疲労困憊の俺は、本当なら家に着くや否やソファに体を投げ出してそのまま眠りに落ちたかったのだが、コイツを一分でも早く散歩に連れ出すために、気持ちだけで体を奮い立たせていた。

にも関わらず、こんなアンニュイな顔を見せられたら、膝がカクカクするくらい疲れも倍増だ。



20160729_お散歩5

そのままの流れで、どうせ人っ子一人いないであろう “近所の公園” に立ち寄ってみる。
やっぱり誰一人いなかった。

ここへ来るたびに、この街には俺以外の人間はいなくなってしまったのではないかという錯覚に陥りそうになる。



20160729_お散歩6

それどころか、さらに驚くことが。

人は来ないくせいに、無駄に整備されていた花壇が、荒れ果てていた。
いつも花を植えてくれていた人すらサジを投げてしまったのだろうか。



20160729_お散歩7

余計に寂しい気持ちになった俺は、とりあえず意味もなく真熊を遊具に乗せてみた。
何か非現実的な光景を見ることで、この押しつぶされそうな気持ちを紛らわそうとしたのだ。



20160729_お散歩8

当の真熊は、本当はこの揺れる遊具がイヤなのだろうが、カメラを向けられたことで条件反射的に笑顔を作ってしまっていた。

もはや「パブロフの犬」と同じ症状だ。



20160729_お散歩9

しかし、俺の老体に鞭打った頑張りが少しだけ通じたのか。
このあたりから、ようやく少しだけ自然な笑顔を見せるようになった。

実に珍しいことだ。



20160729_お散歩10

そう、こちらは「疲れを押しての散歩」という労働を提供しているのだから、せめてキサマは笑顔の一つでも返せ。

それが「ギブ&テイク」というものだ。

ということで、珍しく明るいうちに繰り出した近所の散歩も、絵的にも面白みのない結果に終わったのだった。





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寂しい公園同様に過去最大の低迷を見せる当ブログ。



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【今日の一言】

菅野が被安打3本(本塁打2本)という好投を見せたのに、またも見殺しにする貧打線。



ダニエル・ウェリントン

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。

 

| 真熊 | 02:25 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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