無駄な嗅覚
毎日言っている気がしますが、梅雨が終わらないですね。 困ったもんです、局長です。
例年なら、もう夏本番になっていて、海に山にハッスルしているはずなのに。
――― さて、一昨日の記事のつづきで、去る7月10日の日曜日のお話。

暑さが和らいだ15時頃、俺の同級生女史の一族が経営する行き付けのドッグラン 『チビクロハウス』 に真熊を連れて行った。
図らずも、ちょっとご無沙汰しており、実に4ヶ月ぶりになってしまった。

「自宅ドッグラン」以外で、ノーリードのまま思い切り走り回ることが久しぶりということもあり、大はしゃぎの真熊。
血管が切れるくらい楽しそうである。

この日は暑いのにとても多くの犬で混み合っており、すなわち飼い主である人間も多いわけであるため、真熊は「挨拶回り」に大忙しであった。
そうこうしていると、同級生女史 “ナス” が現れた。

大喜びで駆け寄る真熊。
無理もない。
ナスは俺と同い年であるが、ビジュアルは30代前半くらいの美人さんなのだ。

ひとしきり構ってもらったところで、再び流浪の旅に。
それはそうと、この日はミニチュア・シュナウザーが多かったのだが、トイプードルも多かった。
これらの犬種に共通していることといえば、被毛がパンチパーマということくらいか。

到着してから30分ほど経ったところで、久しぶりにナスお手製のケーキを食べることにした。
テーブル席に着座すると、俺が今まさに何かを食べようとしていることを察知した真熊が、伝書鳩の如く戻ってきてしまった。
この日のナスお薦めのケーキは、ロールケーキだった。

「夏(正しくは梅雨)にロールケーキなんて、口中の水分を持っていかれるからイヤだ」と懸念を示したのだが、「しっとりしてるから!」と言い張り、さらにはクリームはレアチーズだというので、仕方なくお願いしてみた。
結果、膝がガクガク言うほどバカウマだった。

「剛毛のアザラシ」みたいなビジュアルをしているが、そうは言っても犬の基本的な能力は兼ね備えているらしい真熊。
人間の1,000倍から1億倍とも言われる嗅覚を働かせながら、スタンディングで寄ってくる。

なぜか自分も食べさせてもらえると疑わない顔で「食べたい」と訴えてくる。
さすがにこれは食べさせられない。
俺は心を鬼にして「ア~ン」と真熊の鼻先に近づけて、匂いだけ嗅がせては自分で食べた。

諦めがつかなかったのか、「誰かが何かをくれるのでは」という期待のもとに、その後もテーブル席の横に陣取る真熊。
いつからそんなに意地汚くなってしまったんだ。

とはいえ、人間の食べ物をよその犬に与える愛犬家などいないので、当然何ももらえずイタズラに時間だけが過ぎていった。
まぁ、俺だけ美味しいものを食べてしまって、確かに申し訳なかったのだが・・・・・
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俺だけケーキ食べてしまったスマン、真熊よ。

嗅覚が良すぎるのも、いいのか悪いのか・・・・
【今日の一言】
来週から夏フェスなど俺の夏が始まるのだが、このままじゃ雨に踊らされてしまう・・・・

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。
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