冷め切った二匹のもふもふ
梅雨入りした途端にこの天気ですか。 気分も落ちますよね。 局長です。
それはそうと東京都知事の政治資金問題、そもそも法に問題があるとしか思えません。
――― さて、いよいよ終わりが見えてきたGWの “千葉の両親宅” 訪問レポート。

芝生でのた打ち回ったことで草やゴミだらけになってしまい、急遽 “親父” にブラッシングをしてもらうことになった真熊と、その様子を複雑な心境で見つめる “志熊” の図。

被毛に絡みついたゴミを取るだけでなく、親父のブラッシング魂に火が点いてしまったことで、全身のブラッシングまでしてもらうことになった真熊。
胸元のモフ毛からお腹周りまでとかしてもらい、ようやく終了。

真熊のブラッシングさえ終われば、今度こそ自分の番だと信じて疑わない志熊は、ずっとこの場所で待機していた。

気持ち的にもノッてきている親父は、そのまま志熊のブラッシングに。
普通のポメラニアンよりも明らかに毛量の多い真熊につづき、さらに毛が多い志熊にまで取り掛かるなんて、よほどブラッシングが好きなのだろうか。

そういえば、昔から愛車の洗車やワックス掛けを毎週やっていた親父。
志熊にとっては、ブラッシングは毎晩のルーティーンだが、この日は真熊に対抗意識を燃やしてしまったために、こんな陽が高いうちからの実施となった。

約20分後、このボリューミーな二匹のブラッシングをようやく終えたところで、親父は退散。
被毛のゴワつきがなくなり、指通りが滑らかになった二匹の黒毛玉のみが残される。
俺が言うのもなんだが、実に見事な毛量だ。

親父という “緩衝剤” がいなくなってしまったことで、只々気まずい空気が流れる二匹。
二匹の間にできたこの距離は、まさにお互いの心の距離を表している。
よく言えば、三國連太郎と佐藤浩市の親子関係のようだ。

重い・・・・
実に重苦しい空気がそこには流れている。
なんとなく、二匹とも俺に救いを求めているような目だ。

親父がいなくなったことで、今度は俺に遊んでもらおうとする志熊。
普通なら、まずは普段は見ない珍しいお客さんに真っ先に遊んでもらおうとするものなのに、それでも24時間フルタイムで一緒にいる親父の元を離れなかった。

親父がいなくなって初めて俺と遊ぼうとするなんて。
客人を迎える精神が、明らかに成熟していない志熊。
「逆カールおじさん」のような口元をしているくせに。

その後もしばらくの間はこうして二匹でいさせてみたものの、結局お互いの心の距離が縮まることはなかった。
シルエットだけを見れば、こんなに似てるというのに。
緩衝材になる存在がいなくなると、途端に距離が開いてしまう悲しき親子 ―――

物理的にも心の距離も遠い悲しき親子に愛のクリックを。

思いがけず2匹まとめてブラッシングすることに。
【今日の一言】
最近の芸能界は不倫のニュースばっかりですね。 独り者の俺にはむしろ羨ましい事態だ。

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。
| 真熊の子供 | 07:35 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑