発狂する父と冷静な子
北海道の行方不明の男の子、あんなに大捜索しているのにどうして見付からないのでしょう。 不思議な事件で気になって仕方ありません。 無事だといいのですが。 局長です。
――― さて、本日もGW(ゴールデンウィーク)の “千葉の両親宅” 訪問レポートを。

“親父” との日課である4kmウォーキング(兼)散歩から帰ってきた “志熊” を捕まえて、真熊と共に「自宅ドッグラン」で遊ばせていた俺。
そこへ、家の中で何か作業をしていた親父が再び現れた。

ドッグランに入ってきた親父に、大喜びで駆け寄る真熊。
喜び過ぎて、完全に人間の所作になってしまっている。
まるで中に誰か入っているかのような、違和感ゼロの二本足立ちである。

関係が冷め切っているために、ここでもまったく絡まなかった真熊と志熊だが、どうやら志熊的には真熊が親父と仲良くするのは許せないらしい。
一丁前にヤキモチを焼いているではないか。

その後も、二足歩行をつづける真熊。
猿から人類への進化の過程などとは比較にならないレベルのスピードで、四速歩行を卒業しようとしているのだろうか。

さらに勢いに乗って抱っこをせがむ。
まったくもって父親らしい姿を見せない、まだまだ子供のままの真熊。
節操がなさ過ぎる。

そして、親父の抱っこにより完全に “何かのスイッチ” がオン。
目も口も全開になり、いよいよ気が触れたかのような狂喜乱舞ぶりを見せる。
その下で、冷め切った様子の志熊が、只々芝生のニオイを嗅ぎ回っているおかしな光景。

再び芝生に下ろされたときには、もはや発狂レベルのハイテンションに達してしまった真熊。
発情期の犬ですら、こんな姿にはならないだろう。
完全に自分を見失っているシニア犬の悲しい姿である。

そんな自分の父親の悦に浸った姿が羨ましく映ったのか、志熊も親父に抱っこをせがむ。

しかし、やんわりと拒まれる。
恐らく、起きている時間の大半は親父にくっ付いているであろう志熊。
この上なく甘ったれに育ってしまったもんだ。

本当は真熊にも甘えたかったんだろうに。
申し訳ないな、真熊が大人げないだけに。
そういえば、あまり俺には甘えてこないな・・・・
親父が現れて気が触れた真熊と、その姿を冷静に見つめる息子の志熊 ―――

この歪(いびつ)な親子関係に笑止のクリックを是非。

「お前は二本足で歩ける」と暗示を掛けられている図。
【今日の一言】
この週末は久しぶりに庭の手入れでもしないと。 今年一発目の芝刈りだ。

ひょんなことから腕時計 『ダニエル・ウェリントン』 のモニターをやってます。
| 真熊の子供 | 02:11 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑