鹿と真熊 [前編]
社会復帰の初日から脳ミソをフル回転させられて、休みボケどころか一瞬で日常生活に引き戻されてしまった局長です。 途中、頭から湯気が出ていたかと思います。
――― さて、ラストスパートに入った 『奈良で会いましょう』 企画のレポート続編。

奈良県といえば、「せんとくん」。
その「せんとくん」誕生の折に、大きなインスパイアを与えたのが、この生き物。
“鹿” である。

言うまでもなく「せんとくん」の角(つの)部分はこの鹿がモチーフになっているのだが、その肝心な角のないメスの鹿が真熊に遭遇。
そこそこの距離で対峙し始める。

しかし、真熊が少し動いただけで、勢いよく逃げていってしまった。
あまり犬に免疫がないのだろうか。
どの鹿も、やたら真熊にビビっていた。

ちなみにここは、最後はコテコテの観光地に行ってみたいという俺のリクエストに対し、この日のガイド役である生粋の奈良県民 “シホ” さんが案内してくれた、『奈良公園』 。

奈良公園と言えば、鹿と大仏くらいのイメージしかなかったのだが、まさかこんなに広大な原っぱがあったなんて。
「飛火野園地」というエリアらしいが、地平線が見えそうなくらい広い。

奥のほうに見事な桜が見えるので、とりあえず向かってみる。
途中、小川も流れていて、実に優雅な雰囲気であった。
奥が深すぎる、奈良公園。

見事な桜の木の下へ到着すると、なんと中国人観光客の姿が。
前日の銀閣寺以来、ようやく目にした彼らの姿。
しかし、よくこんなマニアックな場所にまで。
そんなことより、上の遠めに撮った写真の真熊 ―――

えらく笑っていた。
そして、広大な原っぱに立つこの桜の木 ―――

実に見事だった。
まったく奈良県という場所は、山であったり並木であったり、そうかと思えばこうした草原にポツンと立っていたり、様々な表情の桜を見せてくれるぜ。

真熊も、よもや自分が “けっこう様々な桜の木を見ているポメラニアン” という立場であることになど気付いてはいないだろう。
むしろ、「なんでどこへ行ってもこの木ばかりなんだろう」くらいに思っているかもしれない。

実は、この飛火野園地にもかなりの数の鹿がいた。
“群れ” と呼べるくらいの数だ。
真熊も初めてじっくりと鹿を眺めてみる。

その目にはどう映ったのだろうか。
ちょっと痩せ気味の大型犬か何かと勘違いしてやいないか心配だ。
鹿の群れを初めて目にした真熊。 その小さな目には一体どう映ったのか ―――

なぜか鹿を見て切ない目をする真熊にクリックを。

しかし奈良公園はどこを見ても鹿・鹿・鹿・・・・
【今日の一言】
もう少しリハビリ期間が欲しかった・・・・ 次の連休はお盆か。 待ちきれない・・・・

| 会いましょう企画 | 01:05 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑