フローリング張り Vol.2

サンデーっす、こんにちわ。
いい天気ですね。 これからいっちょ真熊をどこかへ連れ出そうと目論んでいます。
それはそうと、マシソンの先発もいいじゃないですか。 巨人の話です。 局長です。
――― さて、本日も “つのだ☆リフォーム” のレポート続編を。

昨日からのつづきとなるフローリング張り作業だ。
“キャットスルー” から様子を窺ってくる真熊の存在にすら気付かず、集中力Maxでひたすら作業をつづける「つのだ☆ひろ似の大工」 “こんこん” 。

一列ずつ、きっちり採寸しては庭の作業場でフローリング材をカットする。
「部屋はちゃんとした正方形だ」という固定概念のもと、事前にまとめてカットするようなことは絶対にしないつのだプロ。
建物の寸法というものは、実はけっこうアバウトで、左右の寸法が合っていないなどザラなのだ。

ようやく真熊の呼び掛けに気付くつのだプロだが、相手をしている余裕などないらしい。
なぜなら、この日つのだプロは我が家に泊り込む予定であり、この部屋が彼の寝床となる。
フローリングを張り終えないと、布団すら敷けないという危機感との戦いでもあったのだ。

時刻も16:30を回り、室内の明るさが既存の照明だけでは足りなくなってきたため、またもつのだプロ個人持ちのアイテムが活躍を見せる。
“現場ライト” だ。 思いのほか明るい。

18時には、つのだプロも在籍している、俺が局長を務める「とある組織」の会合に出発しなければならないため、残り時間はあと一時間半。
時間との戦いだが、決して手抜き工事は許さない施主、つまり俺。

標準幅のフローリング材は、いよいよ残り一枚に。
つのだプロのラストスパートが始まるが、やはり手抜き工事だけは許すまいと施主、つまり俺の眼も光る。

標準幅のフローリング材をすべて張り終え、ついに端の “隙間” へ着手。
念入りに採寸する。

その寸法で、フローリング材を縦にカット。
枚数も寸法もピッタリで発注しているため、失敗など絶対に許されない緊張状態での作業。

こうして、ジャストサイズにカットされたフローリング材だが、なぜかまだ張ろうとせずに、さらなる加工を加えようとするつのだプロ。

まずは、端面を斜めにカットして、鋭角に仕上げる。
次に、昨日の “フローリング材の豆知識” で紹介した凹凸の “凹” 部分の片方を切り落とす。

こはいかに。(古文:「これはどうしたことか」の意)
つのだプロに、この意味を聞いてみた。
凹凸加工のあるフローリング材を張っていくと、端にこういった隙間が生じる。

そのため、端に当てるフローリング材は、ジャストサイズにカットする必要がある。
これは、先ほどの写真でつのだプロも済ませている。
しかし、凹凸加工の部分と、端面が邪魔をして、このままでは物理的に入らないのだ。

そこで、赤線の部分を事前にカットして、この僅かな隙間にきっちり納まるように仕上げたというのだ。
慣れている。
実にフローリング張り慣れしているつのだプロ。

こうして、ジャストサイズ且つジャストフィットする形状に加工されたフローリング材を隙間に仮当てして、納まりを確認する。

ちょっとだけ納まりが悪かったらしく、カンナで微調整。
機械だけでなく、手作業でも往年のテクニックを見せ付けるつのだプロ。

納まりも良くなって、きっちりとはまったところで、さらに隣のフローリング材との隙間を微調整。
タイムリミットが迫る中でも、きっちり丁寧に仕上げをするつのだプロ。
それを見守る施主、つまり俺の眼も光っていた。

微調整も終わったところで、いよいよフィニッシュネイルという仕上げ用の釘を打ち込む。
リビングのフローリングから、敷居、そしてこの和室のフローリング。
完全にバリアフリーになっていることが分かる。

こうして、17:30。
ついにフローリング張り作業が終了。
真熊の大好きだった畳は完全に姿を消し、趣のある板張りの空間へと姿を変えたのであった。
完全に畳が消え去ってしまった部屋に、真熊はどんな反応を示すのか ―――

「“板の間犬” になれ!」 という叱咤激励のクリックを。

予定時間どおりに工事をやり遂げた “つのだプロ” にも。
【今日の一言】
さて、どこへ行こうか。 公園探訪か、ドッグランか、ドッグカフェか・・・・
| リフォーム奮闘記 | 09:57 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑