粛々ルーティーン
先日、大阪へ出張に行った際に、駐車場のことを「モータープール」と呼ぶことを初めて知り、改めてカルチャーショックを受けました。 局長です。
――― さて、昨日のつづきで、一昨日の日曜日のお話。

実に半年ぶりでやってきた “大きな公園” 。
どうやら、新規のドッグカフェめぐりやら公園探訪などに毎週精を出していると、これまでお馴染みだった場所たちが忘れ去られる傾向にあるらしい。

しかし、秋の空は本当に陽が短い。
ちょっと出遅れただけなのに、15時にもなるともうこんな夕焼け感バリバリになる。
(バリバリは死語か? 昭和用語か?)

普通に遊びにきたのに、写真だけ見ると「夕方の散歩」みたいに写ってしまう。
女心と秋の空は罪な存在だと実感した。

そして、半年来ない間に、ベンチが赤く塗られたりしていた。
遠回しに、「アンタたち、ずいぶんご無沙汰ね」と言われているような感じだ。

赤いベンチの向こう側には、そろそろカーキ色になってしまうであろう植物たちが、必死に緑色を保とうと頑張っている。
あと数週間もすれば、きっと力尽きてしまうのだろう。

でも、そんなのお構いなしに俺たちは黙々とこの公園でのルーティーンをこなす。
真熊もそれをしっかり理解できている。
まずは、“階段ダッシュ” だ。

ラグビーの五郎丸選手が、いつもどおりのルーティーンを粛々とこなすことの大切さを説いていたが、俺たちにはよく分かる。
1歳のときに初めてこの公園に来てから、かれこれ7年間も繰り返し行ってきた所作である。

この足腰を鍛錬を黙々とこなすことで、何歳になっても 「自分は “体育会系ポメラニアン” でやんす」、「男の道はド根性でやんす」、「厳しいでやんす」 という心意義を再認識できるのだ。

いつもなら、階段ダッシュを終えた俺たちを出迎えてくれるはずの “カモ” たちがこの日はいなかった。
カモは越冬のために “渡り” に出たりしないはずなのに、一体どこへ。

彼奴らまで、半年も来なかった俺たちを見限ってしまったのだろうか。
代わりに、クリーム色のポメラニアン2匹が真熊を迎撃してくれた。
おもむろにクリーム2匹にサンドウィッチされる真っ黒1匹。

結局、カモのことは諦め、俺たちは芝生エリアに急ぐ。
道中では、カモの代わりにきれいな花々が出迎えてくれた。

心の中では、『花の子ルンルン』(1979年/テレビ朝日系) のオープニングテーマが流れていた。
同時に、ルンルンがお世話になった人たちに、セルジュさんが花の種を渡していくシーンも頭をよぎっていた。
(俺の言っている意味がさっぱり理解できない若僧は、40~50代のマダムに聞いてみよう!)
今日まで飛び石連休だけど、いつものようにインターネットも楽しもう―――

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なかなか芝生エリアにたどり着かないな・・・・
【今日の一言】
大阪ネタには精通しているつもりだったのに、「モータープール」って・・・・

| 真熊 | 10:52 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑