7人の残念な大人と真熊
夏の休日は止まってしまった時点で負けです。 局長です。
よって俺は今日もどこかで回遊魚の如く動き回っているのです。 タフでしょ?
――― さて、昨日のつづき。 伊豆の海レポートの続編を。

「職場の夏祭り」から帰宅して、そのまま不眠でやって来た南伊豆は多々戸浜。
ほぼ毎年のように訪れる、俺の「夏のお約束スポット」だ。

ましてや、二週連続。
何がここまで俺を魅せるのか、むしろ俺も知りたいくらいだ。

それにしても、この日の多々戸浜は穏やかだった。
一週間前は、松竹映画のオープニングに映る「荒れた日本海」の如き高波で、膝の高さまでしか入水できない遊泳制限が出ていたというのに、この日はバハマのサンライズを思わせるほど波も静か。

きっと夕暮れになると、今度はバハマのサンセットを思い起こしてしまうのだろう。
バハマに行ったことはないのだが。

そんな、人を包み込むような穏やかで優しい波に誘(いざな)われるかのように、“ブラザーK” がまさかの入水。
時刻はまだ6時。
フライングもいいとこだ。

むしろ海もビックリしていただろう。
「えっ? もう入るの? 俺まだ冷たいよ?」
と焦っていたに違いない。

まるで聖なるガンジスで沐浴でもするかのように、優雅に波に揺れるブラザーK。

プライベートで何かあったのだろうか。
借金の保証人になってしまったとか、本気で好きになった相手が生き別れた妹だったとか。

そんなブラザーKが小鳥のように水浴びを楽しんでいる間に、他の面々はしっかりと眠りに就いていた。

まずは、肉屋の息子なのにガリガリで “捕虜” という別名をも欲しいがままにする “博士くん” 。
なぜかレジャーシートではなく、砂浜に穴を掘っての仮眠だ。
本気でミイラにでもなりたいのだろうか。

次に、灰皿でテキーラを飲ませようとする歌舞伎役者に似ていると言われる “坊主” 。
なぜ海に競泳用のゴーグルを・・・・

写真奥は、「熊猫犬オフ会」にスタッフとして強制徴用された “セル” 。
そして手前が、将来の「シミ地獄」を恐れもせずに、至るところで焼きまくっている21歳の “愛ちゃん” 。

最後に、ビーチに望遠レンズの一眼レフを持ち込むという犯罪ギリギリの行為を笑顔で楽しむ “黒ちん○” 。
俺と16歳くらい歳が離れている若僧だ。
恐らく俺とは違った目的で海に来ているのだろう。

21歳から42歳まで、実に幅広い人種による布陣となった今年の日帰り伊豆ツアー。
ちなみに俺は、真熊の「浜辺の散歩」も終わり、本格的に眠りに落ちようとしていたのだが、早々と温度が上昇し始めていた。

ということで、寝る前に真熊の暑さ対策を。
まずは、魔法瓶でキンキンに冷やしてきたお水をスタンバイ。
すぐにぬるくなってしまうだろうが、好きなだけ飲むがいいだろう。

そして、濡らすとヒンヤリするタオルを海水で浸して真熊にセッティング。
これで少しくらい暑くなっても大丈夫。
やばい暑さになったら、まだ奥の手があるし。

こうして、ようやく眠りに就いたのであった。
残念な7人の大人たちと伊豆弾丸ツアーを共にすることになった真熊 ―――

今回は波も穏やかだし人も多いし嬉しいはず。

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【今日の一言】
そういえば、昨日って “のび太” の誕生日だったんですよね。
| 真熊お出掛け | 04:30 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑