松竹レベルの波
知っていましたか? 今日から8月だということを。 局長です。
この一ヶ月間で、海に山にプールに、死に物狂いで遊び倒すんですよね、誰もが。
――― さて、日曜日に勇み足気味に伊豆に行ったお話も今日で最終章。

しつこいようだが、カリー・クーキヨメナイーノ君(42)。
どう見えるか分からないが、とりあえず同級生。

ピーカンの真夏日だというのに、驚くほど冷たい水。
それでも、いざ覚悟を決めて入水。

この夏も「犬かき」の練習を怠らない。
泳ぎというものは体で覚えるものだからだ。
反復、反復、その繰り返しなのだ。

しかし、この日は台風12号の影響でとても波が高く、潮の流れが速かった。
明らかに海が荒れていた。
次から次に打ち寄せる波。

止め処ない。
しかも、松竹の映画の冒頭に表示されるタイトルバックのような荒波。

そのため、10時過ぎに入水を敢行した時点で遊泳制限が掛かっており、「腰の高さよりも深い場所に行くのはノンノン」とされていた。

いやはや、真熊をのんびり泳がせてやろうと用意しておいたライフジャケットが、本当にいざというときに役に立つ保険になりそうだった。

その後も高波は一向に収まるところを見せず、むしろ激しくなってゆく。
何より、潮の流れが強くなり、引き潮で一気に体をもっていかれそうにすらなる。

実際、腰まで浸かっていた俺は、あっという間に岩場まで流されてしまい、そこからなかなか岸に戻れず。
ゴツゴツした岩の上をなんとか踏ん張りながら岸に戻ってみると、スネを豪快に切っていた。

結局、遊泳規制はどんどん強化され、まずは遊泳エリアが狭められ、午後には膝の高さまでしか入水は不可となったのだった。

せっかく前日にドン・キホーテでエアマットまで新調したというのに。
台風12号のばかやろう。

ということで、せっかくの今年最初の海水浴は、ろくに海に入れないホロ苦い一日となってしまった。

それでも、真熊を砂浜で走らせたり、水着の女性を穴が開くほど見つめたり、かき氷を食べたりと、なんのかんの楽しめた一日でもあった。

帰りは渋滞のピークを避けるために少し遅くに出発。
いつもは修善寺方面、つまり伊豆半島のど真ん中を通って帰るのだが、この日は時間をずらしたこともあり、あえて海沿いを走ってみた。

行きはカーブのたびに踏ん張ってあまり眠れていなかった真熊も、帰りは熟睡だった。
死んだように眠っていた。

もふ毛が砂だらけになってしまい、俺の愛車も砂だらけという二次被害にも発展したが、真熊もそれなりに楽しめたのではないだろうか。
遊泳制限でライフジャケットの威力を試すことはできなかったのが残念 ―――

何も考えなくていい。 必要なのは人差し指。

そう、クリックをするだけでいいんだ・・・・
【今日の一言】
今日は職場の夏祭りなので、「少しお待ちください」とかはないんです・・・・
| 真熊お出掛け | 10:22 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑