ササミチーズカツ
さすがにテレビに出たのは衝撃だったのか、ここ二日間コメント欄もFacebookもお祭り状態でした。 HDDが調子悪くて、未だに自分の勇姿をちゃんと見れていない局長です。
――― さて、平穏を取り戻すかのように、日曜日のお話のつづきを。

今年初の 『自宅ドッグラン』 のメンテナンスを実施し、炎天下の中で芝刈りやドクダミとの戦いで消耗していた俺。
それでも最後の力をふりしぼって真熊を行き付けのドッグカフェへと連れて来たのだった。

そう、『Smiley Smile』(スマイリースマイル)。
真熊を週に一度のお出掛けにと、今回は時間的にもこのお店が最適と判断したのだ。
おかげで、真熊のテンションも最高点に達している。

少し前に “店長” が迎えた顔がぺしゃんこの看板犬 “まるお” も何やら楽しそうにしていた。
かなりコマンドも覚え込まされており、なんでもできるようになっていた。
ただ、動きはどん臭い。

一方の真熊は、なぜか絶対にお肉を食べさせてもらえるという確信があるらしく、むしろ表情にはゆとりすら感じられていた。
普段は味気ない “処方フード” が主食だけに、週に一度のお肉は楽しみなのだろう。

しかし、余裕は次第に焦りに変わる。
待ちきれなくなったのか、途中からはずっとこの体勢で厨房を見つめつづけていた。
哀愁さえ漂う背中だ。

そうこうしていると、俺がオーダーした「ササミのチーズカツ」が先にやって来た。
俺の好きなメニューランキングで五指に入るテッパンメニュー。
くれぐれもササミとチーズの間には大葉(シソ)を忘れてはいけない。

真熊は、またも自分だけ「おあずけ」なんじゃないかと不安そうな顔を見せる。
大丈夫だ。
キサマのお肉はちゃんと頼んである。

朝から何も食わずにハードな肉体労働に勤しんでいたこともあり、鶏のササミが胃の粘膜にこれでもかと沁みわたる。
ササミとチーズのハーモニーというのは、チョコとアーモンドのそれに匹敵する。

すると、ついに小皿を持った店長が厨房の奥からやって来た。
同時に、真熊のボルテージが一気にトップギアに。
左右に高速で振り回されるシッポから、突風が吹き出しそうだった。

しかも、他のお客も一組だし、オーダーストップの時間だしということで、店長による「食べさせてあげる」サービス付きらしい。
真熊は、もう卒倒寸前であった・・・・・
―――――― 【番外編】 ――――――
俺が出させてもらった 『Nスタ』(TBS系)特集コーナー最後のシーン、アライグマを遺棄して去っていくというイメージ映像のメイキング風景。

聞くところによると、男性(ディレクター)が去っていくその先に俺が映ってしまっていたとか。
それと、映像の中では完全にスルーされていた真熊だが、カメラの回っていないところではディレクターさんにかなり遊んでもらっていた。

でも、今回は千寿が主役だったので、真熊の登場はなかったのです。
そうそう、仮に録画していた人がいても、「Youtube」とかにアップしたらダメですよ。
著作権を無視した不法アップロードは、最近取り締まりと罰則が厳しいので絶対にノーっす!
一週間をこのお店でお肉と共に締められることになったラッキーな真熊 ―――

逆に俺は新しい週を迎える前に体力を使い切った感じだった・・・・

テンションがレッドゾーンに達しそうな真熊にクリックを。
【今日の一言】
『Nスタ』 放送直後は、偶然見たという小学校の同級生からまで電話があった・・・・
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