俺の孤独な誕生日
毎週日曜日は「天皇の料理番」が楽しみで仕方ない局長です。
「JIN」、「南極大陸」など、名作が放送される目が離せない枠ですよね。
――― さて、ずいぶん前のことになってしまうのだが、5月7日(木)のお話。

賢明な読者のアナタならお気付きだろうか。
そう、あの孤独極まりなかった俺の誕生日の日だ。

記念日だというのに、びっくりするほど何もすることがなかったので、「こんなこと」をやったのちに真熊を車に乗せてこのお店にやって来ていたのだ。

行き付けのドッグカフェ「Smiley Smile」。
「行き付け」と言いながらも、“例の工事” 以来2ヶ月ぶりとなってしまっていた。
実はかなりご無沙汰だった。

入店するや否や瞬時にテンションがピークに達する真熊。
大喜びで厨房の “店長” を呼びつづける。
さすがに平日の昼間だけあって、店内は貸しきり状態だった。

激しいパンティング(※)をしながらソファ上で魚雷ジャンプ中の真熊に、店長はえらく落ち着いた対応を見せる。
※ 「パンティング」 ・・・・ 犬が「ハッハッ」と小刻みに息を吐く行為。 放熱による体温調整。

言われるがままに水を一気飲みする真熊。
はしゃぎ過ぎて喉が渇いていたらしい。
店長の思惑どおり、水分補給で落ち着きを取り戻した。

その後は、例によって全身をかいてもらう。
他にお客さんもいないことで、いつも以上にVIP待遇だ。

全身くまなく念入りにかいてもらう。
俺の誕生日だというのに、何ゆえキサマがVIP待遇に。
相変わらずお得な性格だ。

尚もエンドレスで店長をマッサージ師扱いにする真熊。
おかげで店長も疲れるし、俺も注文ができない状態がつづく。
しつこいようだが、この日の主役は俺なのだ。

店長マッサージにようやく満足した真熊は、気持ち良さから眠気までもよおしたらしい。
見ているこちらが晴ればれするくらいの豪快なあくびをぶちかます。
本能のままに生きている感じだ。

ひょっとして、俺の誕生日を祝う気はないのか・・・・・?
ドッグカフェに行く以外に何もやることがなかった孤独すぎるバースデー ―――

虚しくて悲しすぎるぜ、俺のメモリアルデー・・・・

たまには誰かに全力で祝ってもらいたい・・・
【今日の一言】
オダギリジョーから要潤、佐藤健など、仮面ライダーは実力派俳優への登竜門ですな。
| ドッグカフェ | 01:43 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑